意識の自然―現象学の可能性を拓く [単行本]
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意識の自然―現象学の可能性を拓く [単行本]

谷 徹(著)
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出版社:勁草書房
販売開始日: 1998/10/08
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意識の自然―現象学の可能性を拓く [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    数々の誤解にさらされたフッサール現象学の全体像を根本から回復する。緻密な文献研究と旺盛な哲学精神の稀にみる合体。
  • 目次

    まえがき
    凡例



    I フッサール現象学の五つの源流

    第一章 事象そのものへ マッハ
    1 現象学というタイトル 事象そのものへの回り道/近道
    2 マッハとフッサール
    3 事象そのものとは何か
    4 要約
    5 補遺 生活世界という概念の起源
    6 補遺 理念化という概念の起源

    第二章 志向性 ブレンターノ
    1 ブレンターノからの継承
    2 フッサールにおける志向性概念の展開
    3 要約

    第三章 イデアリテート・アプリオリ・本質/形相 ロッツェ・ボルツァーノ・ライプニッツ
    1 心理学主義の導入/批判とイデアリテート承認の経緯
    2 イデアリテートと直観・記述
    3 イデアリテート承認の現象学的意義
    4 要約

    第四章 普遍学と二重の根拠づけ デカルト・ライプニッツ・カント
    1 新デカルト主義とデカルトの普遍学
    2 ライプニッツの普遍学
    3 カントの純粋論理学
    4 フッサールの純粋論理学と認識論(超越論的現象学)
    5 二重の根拠づけとその由来
    6 要約

    第五章 超越論性 ヒューム・デカルト・プフェンダー
    1 超越論性という概念の成立の経緯
    2 超越化的思考作用の問題
    3 自我の問題
    4 相互主観性の問題
    5 現象学の基本構造 超越論性と他の四つの源流とのつながり

    第六章 補遺 人間フッサールの個人的背景と時代的背景
    1 フッサールの素質的傾向
    2 数学から哲学への転向
    3 マサリクとの関係
    4 学問の成立基盤の危機と使命/召命
    5 ヨーロッパ的人間性の危機
    6 フッサールの姓の起源説

    第II部への移行
    序および第I部の註

    II 現象学の全体構造

    第II部の序

    第一章 対象の構成
    1 対象とは
    2 対象の意味
    3 対象の存在
    4 対象の時間
    5 想像対象の意味・存在・時間
    6 現象学的還元
    7 第II部第一章の要約とそこから引き出される結論

    第二章 世界の構成
    1 世界と対象の相違
    2 時間の構成
    3 空間の構成
    4 世界そのものの構成

    第III部への移行
    第II部の註

    III 意識の自然

    第III部の序

    第一章 ハイデガーと存在
    1 俯瞰
    2 ハイデガーと自然(ピュシス)
    3 空間と時間の交叉配列的贈与
    4 存在(自然)と現存在(人間)
    5 要約

    第二章 フィンクと世界
    1 思弁的思考
    2 フッサールとフィンク
    3 フィンクとハイデガー
    4 賭けに置く 現存在の措定
    5 世界の支配と人間の遊び 象徴
    6 失敗と無目的性
    7 要約

    第三章 メルロ=ポンティと肉
    1 俯瞰
    2 身体から自然/存在/肉へ
    3 要約

    第四章 シェリングと現象学的な自然哲学の可能性
    1 主体としての自然
    2 構築する自然の論理発生
    3 要約

    第五章 レヴィナスと自然の他者
    1 レヴィナスの他者論/時間論
    2 時間に先立つ他者
    3 連続的な時間の構成
    4 要約

    第六章 フッサールと相互主観性
    1 静態的分析における他者構成の狙い
    2 フッサール晩年の他者論の狙い
    3 他者構成の深層
    4 他者構成の中層
    5 他者構成の表層
    6 原初の異他性
    7 歴史の構成と解釈

    第七章 形而上学
    1 現象学的形而上学の概念
    2 世代性
    3 誕生と死 超越論的有限性
    4 現象学的形而上学の諸相
    5 生き抜かれた形而上学 自然の贈与と自然の他者
    6 要約

    第III部の註

    参考文献
    あとがき
    人名索引
    事項索引
  • 内容紹介

    数々の誤解にさらされたフッサール現象学の全体像を根本から回復する。緻密な文献研究と旺盛な哲学精神の稀にみる合体。

    三部構成によりフッサール現象学の全体像を描く。第I部は思想的源流、第II部は内部構造、第III部は継承者の評価と今後の展望を語る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    谷 徹(タニ トオル)
    1954年愛知県に生まれる。1985年慶応義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。1998年博士(文学)東北大学。現在、立命館大学文学部教授

意識の自然―現象学の可能性を拓く [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:谷 徹(著)
発行年月日:2013/05/20
ISBN-10:4326101237
ISBN-13:9784326101238
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
ページ数:737ページ ※731,6P
縦:22cm
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