アメリカン・ヴァイオレンス―見える暴力・見えない暴力(成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書) [単行本]
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アメリカン・ヴァイオレンス―見える暴力・見えない暴力(成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書) [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2013/05/23
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アメリカン・ヴァイオレンス―見える暴力・見えない暴力(成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    暴力はいかに発動されるのか…!アメリカ社会における圧倒的現実=暴力をキーワードに、その現在・過去・未来をよみとく。
  • 目次

    収録内容
    暴力と赦し/アレントからデリダをへて二十一世紀世界の新たなるレトリックを求めて
      ――序にかえて                          下河辺 美知子

    第一部 暴力の政治的パフォーマンス

    一 「ベニト・セレノ」におけるリーダーの脆弱性
    ――バボが振りかざす二本目の短刀           大武 佑
    二 アメリカ独立革命と暴力の幽霊
    ――ナサニエル・ホーソン「総督邸に伝わる物語」をめぐって    下河辺 美知子

    第二部 セクシャリティは暴力といかなる共犯関係になりうるのか

    三 イヴの娘たちの不合意書
    ――ジョイス・キャロル・オーツ『レイプ―ある愛の物語』における性暴力と主体の行方
                                          大串尚代

    四 カタストロフィあるいは「歴史」なき暴力/性
    ――『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』と冷戦期アメリカ   遠藤 不比人

    五 暴力は統御可能である
    ――『略奪された七人の花嫁』おける冷戦的思考           日比野 啓

    第三部 人種のもたらす暴力性

    六 十九世紀中葉における「抵抗する奴隷」の表象
    ――フレデリック・ダグラスとハリエット・ビーチャー・ストウの間テキスト的対話
                                       堀 智弘
    七 黒い恐怖・白い暴力
    ――トマス・ディクソンの『豹の斑点』における暴力と白人性の構築
                                     権田 建二
           
    第四部 核の想像力と国際戦略

    八 ヒロシマから見たイラク戦争
    ――否認され続けるDU(劣化ウラン)ヒバクシャたち   嘉指 信雄

    九 惑星思考のブラックユーモア                  
      ―― 九・一一以後のアメリカ文学の思想史              巽 孝之

             ***

    十 嘘と歴史――暴力のポリティックス   
                         キャシー・カルース/下河辺 美知子 訳
                        
    おわりに                             権田建二






  • 出版社からのコメント

    アメリカ社会における圧倒的な現実=暴力!暴力の本質をめぐる十の論点!2009年刊『アメリカン・テロル』に続く叢書第二弾!
  • 内容紹介

    暴力はいかに発動されるのか…!
    アメリカ社会における圧倒的な現実=暴力をキーワードに、その現在・過去・未来をよみとく。暴力の本質をめぐる十の論点!
    「本書には、暴力を主題にした論文が十編収められている。とはいえ、個々の論文は必ずしも、一般的に暴力と聞いて人が想像するであろう、身体的な行為としての暴力を直接扱っているわけではない。むしろ、これらの論文に共通して伏流しているのは、物理的作用としての暴力の背後にあり、それに先立って人を拘束し支配し、知と情念に働きかけ暴力行為へと向かわせる作用こそが、暴力の本質であるという認識である。」(「おわりに」より)


    図書館選書
    一般的な暴力イメージである物理的作用としての暴力の背後で、それに先立って人を拘束支配し、知と情念に働きかけ暴力行為へと向かわせるという暴力の本質から思考し、アメリカ社会における圧倒的な現実=暴力を読み解く!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    権田 建二(ゴンダ ケンジ)
    アメリカ文学・文化。成蹊大学文学部准教授。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)

    下河辺 美知子(シモコウベ ミチコ)
    アメリカ文学・文化、精神分析批評。成蹊大学文学部教授
  • 著者について

    権田 建二 (ゴンダ ケンジ)
    成蹊大学准教授。論文収録書に「他者化の恐怖と欲望:『郵便配達は2度ベルを鳴らす』とネイティヴィズム」『ミステリーが生まれる』(風間書房)。雑誌論文に「ぶらさがった足の記憶:トルーマン・カポーティと『冷血』」『英語青年ほか。

    下河辺 美知子 (シモコウベ ミチコ)
    成蹊大学教授。著書に『トラウマの声を聞く:共同体の記憶と歴史の未来』(みすず書房)、『歴史とトラウマ:記憶と忘却のメカニズム』(作品社)。編著書『アメリカン・テロル』(彩流社)、監訳書に『トラウマへの探求:証言の不可能性と可能性』(C.カルース 作品社)ほか。

アメリカン・ヴァイオレンス―見える暴力・見えない暴力(成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:権田 建二(編著)/下河辺 美知子(編著)
発行年月日:2013/05/31
ISBN-10:4779118948
ISBN-13:9784779118944
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:340ページ ※322,18P
縦:20cm
横:14cm
厚さ:3cm
重量:420g
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