赤ちゃんポストと緊急下の女性―未完の母子救済プロジェクト [単行本]
    • 赤ちゃんポストと緊急下の女性―未完の母子救済プロジェクト [単行本]

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赤ちゃんポストと緊急下の女性―未完の母子救済プロジェクト [単行本]

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出版社:北大路書房
販売開始日: 2013/05/31
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赤ちゃんポストと緊急下の女性―未完の母子救済プロジェクト の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    無責任?最善の選択?なぜ彼女たちは子どもを産み、棄てるのか!?
  • 目次

    はじめに

    ステージⅠ 赤ちゃんポストと出会う

    第1章 妊娠と出産、その光と影――すべての母親が幸せに赤ちゃんを産むわけではない
    序――赤ちゃんの誕生 / 性と妊娠 / 予期せぬ妊娠 / 祝福と葛藤 / 年間二〇万件を超える人工妊娠中絶 / 出生前診断と選択的妊娠中絶 / 流産や死産の悲しみ / 不妊症と不妊治療 / 総括

    第2章 赤ちゃんを捨てる女性たち
    序 / 打ち明けられない妊娠 / 出産前に追いつめられる妊婦たち / 妊婦健診未受診問題――「飛び込み出産」の背景にあるもの / 生まれた直後に乳児を捨てる母親/「捨て子」の歴史的地平/コインロッカーベビー事件/菊田昇と赤ちゃんあっせん事件 / 児童遺棄・児童殺害は減少したが… / 児童遺棄と嬰児殺害の事例 / 親子心中 / 総括

    第3章 緊急下の女性と赤ちゃんポスト
    序 / 緊急下の女性 / 緊急下の女性のために設置された赤ちゃんポスト / 赤ちゃんポストの名称について / 匿名出産 / 赤ちゃんポストの使用法 /母への手紙 /別れの瞬間 / 預けられた赤ちゃんのその後 / 赤ちゃんポストに赤ちゃんを預けたお母さんの手紙 / 赤ちゃんポストが設置されている幼稚園の先生より / 総括


    ステージⅡ 赤ちゃんポストを議論する

    第4章 ドイツの赤ちゃんポストの歩み
    序 / ドイツ全土に九九カ所も / 預け入れられた赤ちゃんの数 / 二つのプロジェクトと赤ちゃんポストの誕生 / 妊娠葛藤相談論争の末に生まれた新たな道 / 新たな母子救済プロジェクト / 愛と現代テクノロジーの融合システムとしての赤ちゃんポスト / 赤ちゃんポストの運営資金について / 預けられた赤ちゃんを再び母親のもとへ、もしくは養子縁組へ / 生命保護の思想とその倫理的正当性 / ドイツ国内での波紋 / 赤ちゃんポスト創設以後のメディアの反応 / 総括

    第5章 ドイツ語圏の赤ちゃんポストの現実
    序 / 赤ちゃんポストは誰が設置しているのか / 赤ちゃんポストはドイツのどこにあるのか / スイスの赤ちゃんポスト / オーストリアの赤ちゃんポスト / 赤ちゃんポスト設置者たちとの対話 / 多くの人に支えられている赤ちゃんポスト / 赤ちゃんポスト設置者たちの広報活動 / 総括

    第6章 赤ちゃんポストを必要とする女性たち――緊急下の女性への視座
    序 / 匿名性を求める女性たちと近代 / 緊急下の女性の安全保障と届け出義務の重圧 / 緊急下の女性研究に向けて / 愛着か、血縁か / 日本の緊急下の女性支援における課題 / 児童遺棄は本当に罪なのか / 緊急下の女性と社会の不平等 / 総括

    第7章 赤ちゃんポスト批判を問う
    序 / あまりにも無責任すぎる? / ドイツの赤ちゃんポスト廃止論 / 子どもの生存権と親を知る権利の間の葛藤 / 日本国内の赤ちゃんポスト論 / 総括


    ステージⅢ 赤ちゃんポストから緊急下の女性へ

    第8章 赤ちゃんポストの歴史的地平
    序 / 古代ギリシャ・ローマの孤児と捨児 / 捨て子とキリスト教/ 古代日本の捨て子救済と和気広虫 / 中世の大理石の洗面台と捨て子場 / ターンテーブルの誕生とその時代 / 捨て子と近代のヨーロッパ / 嬰児殺害の世紀 / 近世日本の捨て子救済実践 / 総括

    第9章 日本の赤ちゃんポスト――「こうのとりのゆりかご」と蓮田太二
    序 / ドイツの赤ちゃんポストに先立つ日本の天使の宿 / こうのとりのゆりかご / 蓮田の生い立ちと熊本慈恵病院 / 蓮田と緊急下の女性 / 赤ちゃんポストへの道 / 赤ちゃんポストと日本のメディア / なぜ「赤ちゃんの窓」は「赤ちゃんポスト」と訳されたのか / 医師としての蓮田 / キリスト教徒としての蓮田 / 総括

    第10章 赤ちゃんポストと社会的養護
    序 / 社会的養護とは何か / 社会的養護の担い手は誰か / 親業としての社会的養護と新たな方向性 / 緊急下の女性のハードルとなる社会的養護の根本条件 / 社会的養護から見た緊急下の女性 / 社会的養護と赤ちゃんポスト / 赤ちゃんポストから社会的養護を問いなおす / 総括

    第11章 赤ちゃんポストと教育学
    序 / シュテルニパルクの誕生――その歴史と思想 / シュテルニパルクの教育学――五つの教育理念 / 捨て子プロジェクトとライラ・モイズィッヒ / ヴォーラース・アルレー五八番地 / アウシュヴィッツ以後の教育 / 赤ちゃんポストと教育学 / 総括


    ダイアログ シュテルニパルクとの対話
    おわりに
    解説(井出孫六)
  • 内容紹介

    2006年~2007年に強烈なセンセーションを巻き起こした「赤ちゃんポスト」。
    本書では,緊急下の女性という最も暗き存在に光を当て,
    改めてこの装置の本質的な課題に迫る。
    赤ちゃんポスト発祥の地ドイツでの最新の実態や研究の動向,
    国内での赤ちゃんポストの取り組みの紹介を通して,今後の議論の基盤をつくる。

    ◆推薦の言葉
    ・・・ドイツに竹林の筍のように九十九の赤ちゃんポストが誕生した背後にホロコーストの歴史がありそうなこと,過ぎ去れない過去に因循しがちな日本には,六年が経ちながらわずか一つの赤ちゃんポストしか生まれていないことも,われらの大きな課題であることを本書からわたしは教えられた。
    作家 井出孫六
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    柏木 恭典(カシワギ ヤスノリ)
    1975年三重県に生まれる。2004年東京大学大学院教育学研究科博士課程中退。現在、千葉経済大学短期大学部こども学科准教授

赤ちゃんポストと緊急下の女性―未完の母子救済プロジェクト の商品スペック

商品仕様
出版社名:北大路書房 ※出版地:京都
著者名:柏木 恭典(著)
発行年月日:2013/05/20
ISBN-10:476282805X
ISBN-13:9784762828058
判型:A5
発売社名:北大路書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:267ページ ※257,10P
縦:21cm
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