ぼっこれ―大江戸妖かし草紙(廣済堂モノノケ文庫) [文庫]

ぼっこれ―大江戸妖かし草紙(廣済堂モノノケ文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  越後の太物問屋の倅・春太郎は、『雨月物語』の上田秋成に憧れ、一人前の戯作者になりたい一心で家業を継がずに江戸に出た。しかし現実は甘くはない。思うようには行かず、間借りしている辰巳芸者・月奴の家でくすぶる毎日を過ごしていた。そんなある日、夢に奇妙な子どもが現れ、原稿を持っていってしまう。子どもの額には小さな角が！いったい何の暗示か？と訝る春太郎だったが、それから次々と物の怪たちから原稿依頼が殺到するようになり…。流行作家を目指す春太郎の運命やいかに？！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  岳 真也(ガク シンヤ)
  １９４７年、東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒、同大学院社会学研究科修了。６６年、学生作家としてデビュー（「三田文学」）。２０１２年、第一回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞受賞。現在、法政大学講師、歴史時代作家クラブ代表幹事、日本文藝家協会理事

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