「愛国」のゆくえ―「戦後」の無意識とトラウマ [単行本]
    • 「愛国」のゆくえ―「戦後」の無意識とトラウマ [単行本]

    • ¥1,43043 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月4日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009001886231

「愛国」のゆくえ―「戦後」の無意識とトラウマ [単行本]

価格:¥1,430(税込)
ゴールドポイント:43 ゴールドポイント(3%還元)(¥43相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月4日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:講談社
販売開始日: 2013/06/27
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

「愛国」のゆくえ―「戦後」の無意識とトラウマ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    自由の謳歌と敗北の屈辱と…。ふたつの相反する感情があざなって「戦後」の時空間は形成された。ふとしたことから噴出するわれわれの無意識とナショナリズムの関係に光をあてる。
  • 目次

     ナショナリズムの教訓           保阪正康
    大通の四丁目/もっと地べたにおろしたかたちで/「おまえん家、どっから来たの?」/近代日本の縮図/第七師団の運命/またも負けたか八聯隊/蓄積をもつまえに……/言葉が外に出てこない/徴兵逃れ祈願/タテマエがホンネを押しつぶす/この素朴な感情こそが
     もっと「多事争論」を       姜尚中
    『伝道の書』/筑紫哲也さん/領土問題や歴史問題になると……/マッカーシズム/不寝番の役割/室原知幸という人/愛郷心なくして愛国心はありえない/小の虫にも/ローカル・インタレスト/人間は新しい次元に進むことのできる存在
     「こころのケア」の歴史と未来       香山リカ
    領域としてはまだ百年ちょっと/「ディブリーフィング」/PFA/九・一一の衝撃/してほしくなかったこと/なにをいまさらエラそうに/当事者のほうがよく知っている/もっと敬意を払いながら/あやまちては……/変える勇気
     トークセッション
    記憶の引き出し/フロイトと「見たくないもの」/日本人の情報行動/メディアを比較衡量する習慣/「知る権利」と購読料/「歴女」「腐女子」の想像力/記憶を突き合わせて/ケアの欠落/記憶の暗殺者たち/「生もの」と「干物」/「防衛機制」/ドイツ精神医学界の謝罪/「権威」が「権威」であるために/ナッシュビルのできごと/彼らは日本で……/「わかった。君とはいっしょに仕事できる」/加害・被害の問題/わたくしとあなた、あの山この川
  • 出版社からのコメント

    自由の謳歌と敗北の屈辱と。ふたつの感情があざなって「戦後」は形成された。ふとしたことから噴出するわれわれの無意識に向き合う!
  • 内容紹介

    自由の謳歌と敗北の屈辱と……ふたつの相反する感情があざなって「戦後」の時空間は形成された。ふとしたことから噴出するわれわれの無意識とナショナリズムの関係に光をあてる。――「歴史認識」のぶつかりあいが必至なこれからの時代にあって、日本人はなにを思考の土台に据え、言葉を発していけるのか。

    【本文から】
    国家がもっている記憶の集積としての歴史について、それに一定の敬意を払うことは当然ですが、それに服従しなければいけない、それと一致しなければならないという歴史教育はおかしい。みずからが、国家がもっている記憶の集積にたいして、地域や家族の記憶を突き合わせて「どこがどうちがうんだろうか」と自律しながら見ていく目は必要ですね。(保阪正康)

    地益を地域のなかに生きている人びとがしっかりと自覚し、その地益に基づいて、地域と地域とが広域的に結びつく可能性に開かれていくならば、われわれは歴史の轍を踏まないで、これからの未来に、若い世代に、新しい日本、新しい朝鮮半島の可能性を用意してあげられるのではないかと思います。(姜尚中)

    このところの憲法を変えろという議論に象徴される、威勢のいい、勇ましい傾向は、ある種の葛藤、集合的な無意識だと私は思っているんです。みんながほんとうに本質的にこれが正しいと思って論理的に選択しているのではなく、「見たくないもの」を回避するための症状ですね。(香山リカ)

    ※北海道新聞社は、2009年から毎年さまざまなゲストを招いて道新フォーラム「現代への視点~歴史から学び、伝えるもの」を札幌で開催、基調講演と討論、参加した若い人たちとの質疑を通して昭和史の教訓を今後にどう生かしていくかを考えてきました。今回は2012年11月25日に保阪正康、姜尚中、香山リカの三氏を招いて札幌の道新ホールでおこなわれたフォーラムの詳報です。

    ≪道新フォーラム≫活字化 第4弾
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    保阪 正康(ホサカ マサヤス)
    1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒業。ノンフィクション作家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。昭和史の実証的研究を志し、延べ4000人もの関係者たちに取材してその肉声を記録してきた。個人誌『昭和史講座』を中心とする一連の研究で、第52回菊池寛賞を受賞

    姜 尚中(カン サンジュン)
    1950年、熊本市生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。旧西ドイツ、エアランゲン大学に留学の後、国際基督教大学助教授・准教授、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授を経て、聖学院大学教授。専攻は政治学、政治思想史。テレビ・新聞・雑誌などで幅広く活躍

    香山 リカ(カヤマ リカ)
    1960年、札幌市生まれ。東京医科大学卒業。精神科医、立教大学現代心理学部映像身体学科教授。専門は精神病理学。豊富な臨床経験を生かして、現代人のこころの問題を中心にさまざまなメディアで発言を続ける
  • 著者について

    保阪 正康 (ホサカ マサヤス)
    保阪正康(ほさか・まさやす)
    1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒業。ノンフィクション作家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。昭和史の実証的研究を志し、延べ4000人もの関係者たちに取材してその肉声を記録してきた。個人誌『昭和史講座』を中心とする一連の研究で、第52回菊池寛賞を受賞。『昭和史七つの謎』(講談社文庫)、『東條英機と天皇の時代(上下)』(文春文庫)、『昭和陸軍の研究(上下)』(朝日文庫)など著書多数。

    姜 尚中 (カン サンジュン)
    姜尚中 (カン・サンジュン/Kang Sang-jung)
    1950年、熊本県熊本市生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。旧西ドイツ、エアランゲン大学に留学の後、国際基督教大学助教授・準教授などを経て、現在、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授。東京大学現代韓国研究センター長。専攻は政治学、政治思想史。テレビ・新聞・雑誌などで幅広く活躍。『オリエンタリズムの彼方へ―近代文化批判』『マックス・ウェーバーと近代』(ともに岩波現代文庫)、『母─オモニ』(集英社)、『悩む力』『続・悩む力』(いずれも集英社新書)、『在日』(講談社/集英社文庫)『在日 ふたつの「祖国」への思い』(講談社+α新書)など著書多数。

    香山 リカ (カヤマ リカ)
    香山リカ(かやま・りか)
    1960年北海道生まれ。精神科医、立教大学現代心理学部映像身体学科教授。東京医科大学卒。臨床経験を生かして、社会批評、文化批評なども手がけ、現代人の“心の病”について洞察を続けている。著書多数。

「愛国」のゆくえ―「戦後」の無意識とトラウマ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:保阪 正康(著)/姜 尚中(著)/香山 リカ(著)
発行年月日:2013/06/25
ISBN-10:4062183773
ISBN-13:9784062183772
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:154ページ
縦:19cm
他の講談社の書籍を探す

    講談社 「愛国」のゆくえ―「戦後」の無意識とトラウマ [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!