現代詩殺人事件―ポエジーの誘惑(光文社文庫) [文庫]

現代詩殺人事件―ポエジーの誘惑(光文社文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  いまでは忘れられがちだが、文芸の始源は「詩」である。そればかりか西欧をはじめ多くの国国では、いまだ詩が文芸の王なのだ。それゆえ古今東西、文豪と謳われた作家はみな「詩人の魂」を有していた。その文芸の源泉「詩」が作中で取り上げられるミステリーやファンタジーの名編を日本の近現代文学から精選。小説のなかに詩が燦めき、陶酔のハーモニーを奏でる珠玉の１９編。

• 内容(「BOOK」データベースより）

  オフィーリアの埋葬（大岡昇平）
  才子佳人（武田泰淳）
  中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃（三島由紀夫）
  『私が犯人だ』（山口雅也）
  髪切虫（夢野久作）
  変装綺譚（牧野信一）
  冥府燦爛（塚本邦雄）
  エピクロスの肋骨（澁澤龍彦）
  あの紫は（皆川博子）
  パセリ・セージ・ローズマリーそしてタイム（竹本健治）
  銀河四重奏のための６つのバガテル（佐藤弓生）
  詩人の生涯（安部公房）
  十二号（小沼丹）
  永遠の旅人（倉橋由美子）
  干からびた犯罪（中井英夫）
  海（なだいなだ）
  大きな赤い太陽（柘植光彦）
  いちめんのなのはな（出久根達郎）
  犯人（太宰治）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  齋藤 愼爾(サイトウ シンジ)
  １９３９年京城生まれ。俳人。深夜叢書社編集長。『現代俳句の世界』全１６巻やアサヒグラフ増刊『俳句の時代』などの編集により、俳句ブームを起こす

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