危険な関係(角川文庫) [文庫]

危険な関係(角川文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  十八世紀、頽廃のパリ。名うてのプレイボーイの子爵が、貞淑な夫人に仕掛けたのは、巧妙な愛と性の遊戯。一途な想いか、一夜の愉悦か―。子爵を慕う清純な美少女と妖艶な貴婦人、幾つもの思惑と密約が潜み、幾重にもからまった運命の糸が、やがてすべてを悲劇の結末へと導いていく。華麗な社交界を舞台に繰り広げられる駆け引きを、卓抜した心理描写と息詰まるほどの緊張感で描ききる永遠の名作。

• 出版社からのコメント

  フランス文学の金字塔。絢爛・華麗な偽りの恋愛ゲームが始まる――。

• 内容紹介

  あの女性を、自分のものにしてみせる――。奔放な愛と性のゲームに明け暮れた、最後のフランス貴族文化の爛熟と退廃を通して、エゴイズムと献身、人間の心の闇と普遍的な真実の愛の形を描く、不朽の名作。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  ラクロ,ピエール・ショデルロ・ド(ラクロ,ピエールショデルロド／Laclos,Pierre-Ambroise-Francois Choderlos de)
  １７４１‐１８０３。アミアン生まれ。ラ・フェール砲兵学校に入学後、軍人生活を続ける。グルノーブルに駐屯した７年間に、華やかな社交界に親しむ。『女性教育論』をはじめとした小論文や詩篇を残し、タラントにて死去

• 著者について

  ピエール・ショデルロ・ド・ラクロ (ピエールショデルロドラクロ)
  1741年フランス、アミアン生まれ。革命期の小説家。軍人として順調に昇進するかたわら執筆を行なう。1803年没。

危険な関係(角川文庫) [文庫] の商品スペック