海辺の恋と日本人―ひと夏の物語と近代(青弓社ライブラリー) [全集叢書]
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海辺の恋と日本人―ひと夏の物語と近代(青弓社ライブラリー) [全集叢書]

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出版社:青弓社
販売開始日: 2013/07/31
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海辺の恋と日本人―ひと夏の物語と近代(青弓社ライブラリー) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    近代以前は生活の場であり宗教的・医療的な行為がおこなわれていた海辺は、明治・大正期以降に海水浴の広がりとともにレジャーの楽園になり、男女の出会いや別れ、恋愛の物語を織り成す空間になっていった。戦後には「アメリカ」「太陽族」「湘南」「南国リゾート」などのブームを経て、多様なひと夏の物語を作り出してきている。海辺と恋愛の100年にわたる物語をたどり、海辺がもつ独特の引力を描く文化史。
  • 目次

    はじめに――はじまりとしての海水浴

    第1章 物語の発生――夏の海辺と出会い
     1 身体への欲望と物語
     2 海水浴の快楽
     3 「木屑録」の形式
     4 正岡子規の「叙事文」
     5 江見水蔭『鉄道写真汽車の友』『避暑の友』
     6 『海水浴』の物語構造
     7 出会いと身体

    第2章 明治後期の海辺の物語――口絵と演劇に見るイメージ
     1 尾崎紅葉「金色夜叉」
     2 熱海の海岸
     3 「不如帰」と憂える女性
     4 イメージの伝播
     5 イメージの延命

    第3章 男たちの海辺――文学作品から感性を読む
     1 海辺の三角関係
     2 「劇」への自己言及
     3 須永の手紙
     4 島崎藤村『春』の口絵
     5 青年たちの海辺
     6 「行人」の海辺
     7 「こゝろ」の冒頭
     8 絆の揺らぎ

    第4章 映画・スポーツと〈肉体〉――大正期のまなざし
     1 泳ぐ女性
     2 男性の肉体
     3 男性美
     4 〈エクササイズ〉の紹介
     5 『アマチユア俱楽部』と「痴人の愛」
     6 映画のなかの海辺と肉体
     7 肉体を表象する映画
     8 女性スポーツとしての水泳
     9 まなざしと接近
     10 まなざしの振れ幅

    第5章 不良から太陽族へ――海辺と〈アメリカ〉
     1 海水浴場の不良たち
     2 湘南の戦中・戦後
     3 「太陽の季節」の商品性
     4 映画化の適性
     5 肉体表現と海
     6 キャスティング
     7 流行語としての太陽族
     8 湘南イメージの蔓延

    第6章 カリフォルニアと南の島――イメージとしての一九八〇年代
     1 「POPEYE」の創刊
     2 夏のレジャー
     3 片岡義男のノスタルジー
     4 「メイン・テーマ」
     5 鈴木英人の〈アメリカ〉
     6 表象としてのリゾート
     7 松本隆の歌詞
     8 海辺の変容

    おわりに――性差の反転と日常

    あとがき
  • 内容紹介

    明治・大正期以降に海水浴が広がるにつれて、海辺は男女の出会いや別れ、恋愛の物語を織り成す空間になっていった。戦後にはアメリカ・湘南・南国などのブームを経て、多様なひと夏の物語を描き続けている。海辺と恋愛の100年にわたる物語をたどる文化史。

    図書館選書
    明治・大正期以降に海水浴を楽しむにつれて、海辺は男女の出会いや別れ、恋愛の物語を織り成す空間になっていった。戦後にはアメリカ・湘南・南国などのブームを経て、多様なひと夏の物語を描き続けている。海辺と恋愛の10…
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    瀬崎 圭二(セザキ ケイジ)
    1974年、広島県生まれ。広島大学大学院文学研究科准教授。専攻は日本近代文学
  • 著者について

    瀬崎 圭二 (セザキ ケイジ)
    1974年、広島県生まれ。広島大学大学院文学研究科准教授。専攻は日本近代文学。著書に『流行と虚栄の生成』(世界思想社)、共著に『文学年報2 ポストコロニアルの地平』(世織書房)、『漱石文学全注釈10 彼岸過迄』(若草書房)など。

海辺の恋と日本人―ひと夏の物語と近代(青弓社ライブラリー) の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:瀬崎 圭二(著)
発行年月日:2013/08/01
ISBN-10:4787233610
ISBN-13:9784787233615
判型:B6
発売社名:青弓社
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:241ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:1cm
重量:300g
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