半分の月がのぼる空〈4〉(文春文庫) [文庫]

半分の月がのぼる空〈4〉(文春文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  春になり、裕一は進級のため、レポート三昧の日々。香里の手術はひとまず成功したものの、余命の長さはおぼつかない。やがて二人は『チボー家の人々』に各々の想いを託し、物語はクライマックスを迎える。病院という閉鎖された空間で見えない明日を信じて生きる少年少女たちを活写し、巡礼地をも生んだ現代の名作、遂に完結！

• 内容紹介

  『チボー家の人々』に託されたラブレター
  
  里香の病気は長い余命を許すものではない。だから僕は彼女に僕の生まれ育った町を見ておいて欲しい。怒涛の青春小説、感動の完結編。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  橋本 紡(ハシモト ツムグ)
  １９６７年、三重県伊勢市に生まれる。９７年「猫目狩り」で電撃ゲーム小説大賞金賞を受賞してデビュー

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