福沢諭吉と多元的「市民社会」論―女性・家族・「人間交際」 [単行本]

福沢諭吉と多元的「市民社会」論―女性・家族・「人間交際」 の 商品概要

• 要旨(「BOOK」データベースより）

  “ｃｉｔｉｚｅｎ＝市民”を最初に用いたのは福沢諭吉だった。近代日本を形成するうえで、女性の自立や男女対等な夫婦のあり方をめざした福沢の、哲学者ヘーゲルに相通じる「市民社会」像を読み解く。

• 目次(「BOOK」データベースより）

  第１章　「市民センス」の発露―『学問のすゝめ』の要点
  第２章　自由独立の精神―福沢諭吉とヘーゲル（１）
  第３章　「多事の世界」と多元的「市民社会」論―福沢諭吉とヘーゲル（２）
  第４章　女性観と家族観―近代日本の主体形成への問い
  第５章　「新日本の女道」―『新女大学』の主張
  第６章　「独立自尊」の人間像―『修身要領』の市民倫理

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  福吉 勝男(フクヨシ マサオ)
  １９４３年京都府生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了。学術博士。哲学・倫理学。名古屋市立大学名誉教授

福沢諭吉と多元的「市民社会」論―女性・家族・「人間交際」 の商品スペック