介入するアメリカ―理念国家の世界観 [単行本]

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介入するアメリカ―理念国家の世界観 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2013/09/25
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介入するアメリカ―理念国家の世界観 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    さまざまな地域に文字通り「介入する国家」、アメリカ。しかもアメリカは、人びとの意識のなかにも浸透しようとした国家であった。「自らの姿に似せて他国を作り変えようとする衝動」に基づく介入だ。本書では、おもに冷戦後の外交を分析し、「衝動」の輪郭を浮かび上がらせる。
  • 目次

    はじめに

    序章 二一世紀もアメリカの世紀か
     はじめに
     1 アメリカにとっての二〇世紀
     2 超大国アメリカと単極秩序
     3 ポスト九・一一パラダイムを超えて
     むすび──「アメリカ後の世界」とオバマ政権の誕生

    第Ⅰ部 介入と孤立のはざまで

    第1章 アメリカの理念外交とコソヴォ戦争――人道的介入をめぐるアメリカの言説
     はじめに
     1 「コソヴォ戦争」の意味
     2 コソヴォ危機への介入
     3 「エスニック・クレンジング」という言説
     むすび

    第2章 リベラル・ホークとは何か――人道的な武力介入論
     はじめに
     1 道徳的言説の復権
     2 価値の戦争
     3 新しい介入論とアメリカの役割
     4 性急な決断
     むすび

    第3章 アメリカにおける国連不信と保守派の言説
     はじめに
     1 国連の設立──封印された国連不信
     2 理念国家アメリカの例外性──国連とアメリカニズム
     3 保守主義の台頭──国連不信の国内的要因
     むすび

    第Ⅱ部 ブッシュ外交の波紋

    第4章 アメリカの覇権的正義と米欧対立――「力」への依存の衝撃
     はじめに
     1 米欧間の亀裂の深度
     2 「新世界」からのメッセージ──ケーガン論文の衝撃
     3 「正義なき秩序」からの脱却
     むすび

    第5章 イラク戦争の脱争点化とブッシュ政権の言説戦略――増派作戦の言説効果の検証
     はじめに
     1 イラク戦争への不信感と二〇〇六年中間選挙
     2 第一一〇議会とイラクへの増派
     3 イラク戦争の「ペトレイアス化」
     4 「イラク・シンドローム」と厭戦気分
     むすび

    第6章 リベラルな帝国是認論――イグナティエフと対イラク武力行使をめぐる論争
     はじめに
     1 アメリカという帝国の軽さ
     2 介入する責務
     3 奇妙な連合
     4 リベラルな帝国論者の挫折
     むすび

    第7章 中国を見るアメリカの視線――九・一一テロ攻撃後の対中イメージ
     はじめに
     1 九・一一テロ攻撃後の国際情勢認識と中国
     2 対中イメージの変遷
     3 冷戦後の対中イメージ──天安門事件の余韻と中国の台頭
     むすび

    第Ⅲ部 オバマ外交の射程

    第8章 「アメリカ後の世界」におけるアメリカ外交――オバマ外交の世界認識
     はじめに
     1 九・一一 テロ攻撃の衝撃
     2 オバマ外交とブッシュ・ドクトリン2・0
     3 新しい関与の時代
     4 世界観外交の行方
     むすび

    第9章 「台頭する中国」をアメリカはどのように対象化しているか――「衰退する大国」の対中イメージ
     はじめに
     1 アメリカ人の自己イメージ
     2 新たな「対中観」の形成
     3 対中世論の新しいうねりと対中政策
     むすび──米中関係と日本

    第10章 変わる世界とアメリカの東アジア外交――オバマ政権の対北朝鮮政策への影響
     はじめに
     1 「アメリカ後の世界」におけるアメリカの東アジア外交
     2 対北朝鮮政策における継続と変化
     むすび

    終章 「アメリカの衰退」と日米関係――同盟を漂流させないために
     はじめに
     1 日米関係を変容させる諸要因
     2 アメリカの自己意識と日米関係
     3 中国をどのように対象化するか
     むすび──密教と顕教の分断を日本は乗り越えられるか


    初出一覧
    人名索引
    事項索引
  • 出版社からのコメント

    「他国を作り変えようとする衝動」に突き動かされる超大国。主に90年代後半以降の外交を分析し、「衝動」の輪郭を描く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    中山 俊宏(ナカヤマ トシヒロ)
    1967年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部を卒業。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科博士課程修了、博士(国際政治学)を取得。日本政府国連代表部専門調査員、日本国際問題研究所主任研究員、ブルッキングス研究所招聘客員研究員、津田塾大学学芸学部准教授などを経て、青山学院大学国際政治経済学部教授、日本国際問題研究所客員研究員。専門はアメリカ政治外交、日米関係、国際政治
  • 著者について

    中山 俊宏 (ナカヤマ トシヒロ)
    中山 俊宏(なかやま としひろ)
    1967年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部を卒業。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科博士課程を修了、博士(国際政治学)を取得。日本国際問題研究所主任研究員、津田塾大学准教授、青山学院大学教授、慶應義塾大学教授などを歴任。2022年に逝去。専門はアメリカ政治外交、日米関係、国際政治。主著として『介入するアメリカ 理念国家の世界観』(勁草書房)、『アメリカン・イデオロギー 保守主義運動と政治的分断』(勁草書房)などがある。

介入するアメリカ―理念国家の世界観 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:中山 俊宏(著)
発行年月日:2013/09/10
ISBN-10:4326351659
ISBN-13:9784326351657
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:299ページ ※264,35P
縦:20cm
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