生き続ける300年の織りモノづくり―京都府北部・丹後ちりめん業の歩みから [単行本]
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生き続ける300年の織りモノづくり―京都府北部・丹後ちりめん業の歩みから [単行本]

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出版社:新評論
販売開始日: 2013/10/18
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生き続ける300年の織りモノづくり―京都府北部・丹後ちりめん業の歩みから の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    新たな世界へ挑戦し続ける日本最大の絹織物産地「丹後」。伝統産業の形成・発展・継承の歩みから、成熟社会のモノづくりを考える。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    序章 近代繊維産業とモノづくり
    第1章 丹後縮緬業の概観―協同と競争・組織と人材
    第2章 明治期における多種化―どのような縮緬が織られたのか
    第3章 粗製濫造問題の内実―高級品と大衆品
    第4章 ブランドの誕生―「信用」の形成と表象
    第5章 大正・昭和の機業場で働いた女たち―自由な女工像の創出
    第6章 昭和恐慌下の需要拡大―昭和恐慌像再考
    第7章 丹後機業と京都老舗糸商のベトナム進出―生糸・絹糸・絹織物をめぐる産業政策との葛藤
    終章 近代繊維産業から縮小社会のモノづくりへ
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    北野 裕子(キタノ ユウコ)
    大阪教育大学教育学部卒業、同大学院修士課程修了。奈良女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。博士(文学、奈良女子大学)。大阪教育大学・種智院大学・神戸市外国語大学等の非常勤講師を経て、龍谷大学・大阪樟蔭女子大学非常勤講師。日本近代史・地域産業史、および伝統産業の現状を主に研究
  • 内容紹介

    今、「伝統」が熱い。ここ数年、それまでいわば「地味な歴史の遺物」として扱われていた日本の伝統工芸や伝統産業を紹介する記事や番組が増えている。その背景には、工業製品に依存する20世紀型モノづくりからの転換を期待する機運がある。21世紀は新しい分野の産業を創出する必要があるとされ、国土交通省の「ビジット・ジャパン・キャンペーン」や経済産業省の「クール・ジャパン戦略」など、観光業や文化事業を成長させようと喧しい。その中に伝統工芸も位置づけられているが、そうした政策だけで本当に伝統産業は復活できるのだろうか。
     また、グローバル化の中で、「自分が何者なのか」が、ますます問われるようになっている。海外に行って日本人であることを初めて自覚し、改めて自国の伝統や文化を見直す人も多い。グローバル化が進むほど、個性としての「伝統」が重要になる。
     その伝統を今日も継承し、私たちに遺産として残し続けてくれている伝統産業の世界は実に奥深い。本書で扱う京都府北部の丹後縮緬【ちりめん】は、約300年の歴史をもつ。現在でも、日本で消費される絹の約3分の1が丹後で絹織物として生産されていることをご存じだろうか。丹後は国内最大の絹織物産地なのである。
     その技術は江戸期、八代将軍吉宗の時代に丹後へ導入された。その後明治・大正・昭和と、激動の時代を乗り越え、今日なお縮緬は振袖・訪問着・留袖などの高級着物や風呂敷・小物などの身近な品々として活躍している。小さな機屋が集積する丹後の地場産業が、なぜここまで連綿と持続できたのだろうか。国内需要を中心とする縮緬業は、原料の生糸の調達面で開国以後の急激なグローバル化への対応に迫られた。そしてそれを乗り越えた頃、丹後大震災や世界大恐慌を経験した。その歩みの中には、これからの縮小・成熟社会におけるモノづくりのヒントが潜んでいる。丹後縮緬の歴史は、日本のモノづくりの底力を改めて捉え直す上での好材料となるはずだ。(きたの・ゆうこ)
  • 著者について

    北野裕子 (キタノユウコ)
    大阪教育大学教育学部卒、奈良女子大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。大阪樟蔭女子大学・龍谷大学非常勤講師。加悦町・京丹後市・能登川町・日野町・甲賀市・近江八幡市・茨木市史等の執筆委員。地域産業史を研究。

生き続ける300年の織りモノづくり―京都府北部・丹後ちりめん業の歩みから の商品スペック

商品仕様
出版社名:新評論
著者名:北野 裕子(著)
発行年月日:2013/10/25
ISBN-10:4794809530
ISBN-13:9784794809537
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:240ページ
縦:22cm
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