量子力学〈2〉(パリティ物理教科書シリーズ) [全集叢書]

量子力学〈2〉(パリティ物理教科書シリーズ) [全集叢書] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  本書は、相対論的量子力学を学ぶための教科書である。量子力学と相対論を融合して場の量子論へ至る過程を学ぶ。スピンから始まり、特殊相対性理論の基礎を学んだうえで、ディラック方程式を導入し、その解法および水素原子等、実際の現象への適用と座標変換に伴う性質について解説する。量子力学的状態を波動関数だけでなく、状態基底ベクトル空間の要素として表し、座標変換に伴う基底ベクトルの変換を体得することをめざす。例題や章末問題を実際に解くことにより、理解を深めることができるよう配慮している。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  １　スピン
  ２　特殊相対論と量子力学
  ３　クライン‐ゴルドン方程式
  ４　ディラック方程式
  ５　ディラック方程式のローレンツ共変性
  ６　ディラック方程式の解とその性質
  ７　水素原子の問題
  ８　場の量子論
  付録　公式集

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  岡 真(オカ マコト)
  １９８０年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。同年神戸大学助手、１９８３年マサチューセッツ工科大学博士研究員、１９８５年ペンシルベニア大学助教授、１９９１年東京工業大学理学部助教授を経て、１９９６年より同大学大学院理工学研究科教授。理学博士。主な研究分野は、原子核、ハドロン物理理論

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