文学論―表出への実存意識 [単行本]

文学論―表出への実存意識 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  描くことによりそれぞれの生を世界に投与した作家たち。表出とは限りない孤独の中での自己存在の確認でありながら、己を世界へ投与する行為でもある。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  詩を求めて―リズムと詩語
  読むということの恣意性―「放浪記」と「枕草子」
  物語の発生試論
  伊勢物語試論
  土佐日記試論―仮象の影に
  再考「つれづれ考」
  竹取物語及び物語についての試論
  「眠れる美女」私論―エロチシズム幻想
  立原道造論―初期詩篇における前衛性について
  「万葉集」とは何か

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  佐山 広平(サヤマ コウヘイ)
  名古屋に生まれる。少年時まで岐阜県神岡に住む。名古屋に帰り、中学校を卒業、菓子問屋の丁稚小僧、手作り飴の職人見習いをする。後に印刷工場に勤め、植字工をしながら愛知県立瑞陵高等学校普通科・定時制に４年学ぶ。印刷工場を辞め、国立愛知学芸大学国語科中学課程に入学し、卒業する。後に愛知県立高等学校教諭として６校を歴任。定年退職後、執筆に専念し、著作を刊行。詩集「時の彼方へ」（アジア文化社）（「文芸思潮」現代詩人賞受賞）など

文学論―表出への実存意識 [単行本] の商品スペック