安楽死を選ぶ―オランダ・「よき死」の探検家たち [単行本]

販売休止中です

    • 安楽死を選ぶ―オランダ・「よき死」の探検家たち [単行本]

    • ¥2,09063 ゴールドポイント(3%還元)
安楽死を選ぶ―オランダ・「よき死」の探検家たち [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009002025444

安楽死を選ぶ―オランダ・「よき死」の探検家たち [単行本]

価格:¥2,090(税込)
ゴールドポイント:63 ゴールドポイント(3%還元)(¥63相当)
日本全国配達料金無料
出版社:日本評論社
販売開始日: 2014/01/15
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

安楽死を選ぶ―オランダ・「よき死」の探検家たち [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    世界に先駆けての法制化から10年あまり。現在のオランダでは、安楽死が緩和ケアの一環となり、本人が責任をもって選びとる最期の選択肢の一つとなっている。彼の地で安楽死にかかわる人々は、それをどのように受け止めているのか。現地在住の著者が描く、「よき死」をめぐる探検旅行。
  • 目次

    はじめに── 一〇年ぶりの再会  

    オランダ・ファクトシート  


    [1部 医師による安楽死]

    1章 アネカ叔母さんが獲得した安楽死 
    活気にあふれた叔母さん  
    独立した生活ができない  
    安楽死に向けて動きだす  
    死を迎える  
    「安楽死ができてよかった」

    2章 「安楽死法」ができるまで 
    安楽死を認める枠組み  
    「安楽死法」はなぜややこしいのか  
    医学的決断としての安楽死  
    生命を短縮する医療的処遇  
    「安楽死法」で定められたこと  
    地域安楽死審査委員会  
    安楽死はきちんと報告されているか?  
    申告される安楽死の概要

    3章 安楽死を実施した医師  
    音楽好きの家庭医  
    ヘンクと安楽死  
    安楽死をとりやめたヴァイオリニスト  
    初めての自死援助  
    思いがけない事態  
    忘れがたい二つの経験  
    安楽死と人生観

    4章 安楽死をしない医師 
    かつて島だった漁村  
    漁村のジェントルマン医師  
    なぜ安楽死に反対なのか  
    緩和ケアへの期待  
    安楽死反対派の苦境

    5章 認知症患者の安楽死  
    認知症との出会い  
    増加する認知症患者の安楽死申告  
    認知症患者の安楽死 事例1  
    認知症患者の安楽死 事例2  
    後期認知症患者の安楽死が投げかけた波紋  
    タイミングの難しさ

    6章 「人生もう十分」高齢者の安楽死  
    病気でなくても安楽死を望む人たち  
    「ドリオンのピル」  
    スホーンハイム事件とシャボット事件  
    ブロンガスマ事件  
    「自由意思から」の市民イニシアチブ  
    陽の目を見た医師会の報告書  
    「人生もう十分」高齢者の安楽死 事例

    7章 安楽死を推進する
    「オランダ自発的生命の終結協会」   
    最大の安楽死推進団体  
    「安楽死法」が実現して  
    医師の手は必要ない?  
    生命の終結クリニック  
    医師会との対立

    8章 安楽死に反対する「オランダ患者協会」  
    保守的な町、フェーエンダール  
    緩和ケアの促進  
    無意味・過剰な治療は拒む  
    患者のオートノミーに疑問符  
    「生命保護医療」と「相対的医療」  
    ケアの質を高めること  
    現在のオランダ患者協会

    9章 終末鎮静と安楽死  
    重たい課題  
    緩和ケアと緩和鎮静  
    終末鎮静に関する規定  
    終末鎮静と安楽死の比較  
    医師にとっての違い  
    本人と家族にとっての違い  
    ある日本人のオランダ的な死


    [2部 自己安楽死]

    10章 「よき死」の発掘者  
    ハーレムの家  
    「安楽死法」から一〇年経って  
    拡がる自己安楽死  
    「よき死」とは何か  
    三種類の自己安楽死  
    生命の終結は医師の使命ではない  
    一〇〇歳を拒絶したムック

    11章 自己安楽死とは、いったいなんじゃ?  
    安楽死を拒否する医師たち  
    医師を説得するテクニック  
    誰のための「安楽死法」?  
    自己安楽死という方法  
    自殺ほう助罪との関係  
    自己安楽死の統計

    12章 断食による自己安楽死  
    断食自己安楽死の前提  
    断食による自己安楽死 事例1  
    断食による自己安楽死 事例2

    13章 薬物コンビネーションによる自己安楽死   
    怖気づくな、薬物リストに  
    努力をいとわない国民性  
    薬物コンビネーションによる自己安楽死 事例1  
    薬物コンビネーションによる自己安楽死 事例2

    14章 ヘリウムによる自己安楽死  
    本当に尊厳ある死?  
    ヘリウム方法の特徴  
    ヘリウムによる自己安楽死 事例1  
    ヘリウムによる自己安楽死 事例2

    15章 医師抜き自己安楽死  
    自死のコンサルタント  
    NVVEのコンサルティング  
    「自由意思で生きる」と「デ・エインダー」  
    自己安楽死を勧める哲学者  医師抜き自己安楽死 事例1  
    医師抜き自己安楽死 事例2


    [3部 ふりかえり]

    16章 自己安楽死の原点   
    自己決定権のジャンヌ・ダルク  
    自発的安楽死情報センター  
    ベストセラーと失敗した試み  
    活発な引退生活

    17章 なぜオランダ?  
    首をかしげること  
    自主的で先進的な国?  
    共和国と列柱社会の伝統  
    一九六〇年代の変身  
    オープンでおしゃべり好き  
    オランダ安楽死の五つの特徴

    グランド・フィナーレ  

    付録 100歳を拒絶したムックが獲得した自己安楽死
    文献・注
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    シャボット あかね(シャボット アカネ)
    1947年東京生まれ。父アメリカ人、母日本人。国籍、アメリカとオランダ。ワシントン大学およびピュージェットサウンド大学で修士号取得後、東京教育大学大学院で日本文学研究。1974年からオランダ在住。現在通訳、コーディネート、執筆業
  • 出版社からのコメント

    合法化から10年、国民の支持8割超。「安楽死のできる国」オランダの人々が選ぶ「よき死」の現在を、現地在住の著者が描く。
  • 著者について

    シャボットあかね (シャボットアカネ)
    通訳

安楽死を選ぶ―オランダ・「よき死」の探検家たち [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:日本評論社
著者名:シャボット あかね(著)
発行年月日:2014/01/15
ISBN-10:4535983992
ISBN-13:9784535983991
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:271ページ ※252,19P
縦:19cm
他の日本評論社の書籍を探す

    日本評論社 安楽死を選ぶ―オランダ・「よき死」の探検家たち [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!