日独ヴェーバー論争―『経済と社会』(旧稿)全篇の読解による比較歴史社会学の再構築に向けて [単行本]
    • 日独ヴェーバー論争―『経済と社会』(旧稿)全篇の読解による比較歴史社会学の再構築に向けて [単行本]

    • ¥6,380192 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009002027887

日独ヴェーバー論争―『経済と社会』(旧稿)全篇の読解による比較歴史社会学の再構築に向けて [単行本]

価格:¥6,380(税込)
ゴールドポイント:192 ゴールドポイント(3%還元)(¥192相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:未来社
販売開始日: 2013/12/01
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

日独ヴェーバー論争―『経済と社会』(旧稿)全篇の読解による比較歴史社会学の再構築に向けて の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    マックス・ヴェーバーの遺稿で代表作の『経済と社会』(旧稿)について、ドイツにおける『全集』版の編纂者モムゼンとシュルフターに、精緻なテクスト読解にもとづく鋭い異論を提起、併せて「旧稿」全篇の骨子を示す折原ヴェーバー研究の真髄。
  • 目次

    【目次より】
    はじめに
    第一章 先行編纂の根本問題――基礎範疇にかかわる術語変更の無視
    第二章 論争の争点――「旧稿」の基礎範疇
    第三章 基礎範疇は、いつ、どこで、定立されたか――「作品史」論争
    第四章 モムゼン批判(1)――「範疇論文」をどう読んだか
    第五章 モムゼン批判(2)―― <ゲゼルシャフト行為> の第一、第二用例、併せてI「概念」篇(トルソの頭)の内容構成
    第六章 モムゼン批判(3)―― <ゲゼルシャフト行為> の第三、第四用例、併せてII「社会」篇の内容構成
    第七章 モムゼン批判(4)――「トルソの頭」の解体
    第八章 モムゼン批判(5)――「一九一四年構成表」の否認から 羅針盤なしの漂流へ
    第九章 モムゼン批判(6)――「都市」は「『支配』に紛れ込んだ異物」か、併せてIII「支配」篇の内容構成
    第十章 モムゼン批判(7)――「執筆期順」編纂方針は成り立つか
    第十一章 シュルフターのモムゼン批判――陣内論争の限界
    第十二章 シュルフター批判(1)――「支配」篇への基礎範疇の適用と前出参照指示による「範疇論文」への架橋
    第十三章 シュルフター批判(2)――「宗教」章の <ゲマインデ> 概念と、分散諸用例との基礎範疇による統合
    第十四章 シュルフター批判(3)――基礎範疇の適用頻度は、執筆期でなく、適用される対象の特性に依存
    終章 編纂史の総括と今後の課題
  • 内容紹介

    マックス・ヴェーバーの遺稿にして代表作『経済と社会』は、第一次大戦前に執筆された「旧稿」と、戦後に改訂を施された「新稿」が、ヴェーバー死後に合成編集されて成った書である。そのうちでも「旧稿」は、概念上で落差が存在する「新稿」の概念定義に基づいて誤って読解されるなど、精確に読まれてきたとは言いがたい状況にある。著者はとくに、近年の『全集版』編集陣(モムゼン、シュルフター)に批判の眼を向け、彼らが杜撰な編集方針で「旧稿」を『全集』に配置・収録したことを明らかにするとともに、著者の研究成果に基づく「旧稿」の読解案を展開していく。ヴェーバーの学問に対する姿勢を汲み取った「旧稿」の読解を試みることで、現代の学問のありかたにまで問いを投げかける、洗練されたヴェーバー学の精緻な神髄。
    【目次より】
    はじめに
    第一章 先行編纂の根本問題――基礎範疇にかかわる術語変更の無視
    第二章 論争の争点――「旧稿」の基礎範疇
    第三章 基礎範疇は、いつ、どこで、定立されたか――「作品史」論争
    第四章 モムゼン批判(1)――「範疇論文」をどう読んだか
    第五章 モムゼン批判(2)―― <ゲゼルシャフト行為> の第一、第二用例、併せてI「概念」篇(トルソの頭)の内容構成
    第六章 モムゼン批判(3)―― <ゲゼルシャフト行為> の第三、第四用例、併せてII「社会」篇の内容構成
    第七章 モムゼン批判(4)――「トルソの頭」の解体
    第八章 モムゼン批判(5)――「一九一四年構成表」の否認から 羅針盤なしの漂流へ
    第九章 モムゼン批判(6)――「都市」は「『支配』に紛れ込んだ異物」か、併せてIII「支配」篇の内容構成
    第十章 モムゼン批判(7)――「執筆期順」編纂方針は成り立つか
    第十一章 シュルフターのモムゼン批判――陣内論争の限界
    第十二章 シュルフター批判(1)――「支配」篇への基礎範疇の適用と前出参照指示による「範疇論文」への架橋
    第十三章 シュルフター批判(2)――「宗教」章の <ゲマインデ> 概念と、分散諸用例との基礎範疇による統合
    第十四章 シュルフター批判(3)――基礎範疇の適用頻度は、執筆期でなく、適用される対象の特性に依存
    終章 編纂史の総括と今後の課題
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    折原 浩(オリハラ ヒロシ)
    1935年東京に生まれる。1958年東京大学文学部社会学科卒業。1964年東京大学文学部助手。1965年東京大学教養学部専任講師(社会学担当)。1966年東京大学教養学部助教授。1986年東京大学教養学部教授。1996年東京大学教養学部定年退職。名古屋大学文学部教授。1999年名古屋大学文学部定年退職。椙山女学園大学人間関係学部教授。2002年椙山女学園大学人間関係学部退職
  • 著者について

    折原 浩 (オリハラ ヒロシ)
    折原浩(おりはらひろし)1935年生まれ。社会学者。東京大学名誉教授。主な著書に『危機における人間と学問――マージナル・マンの理論とウェーバー像の変貌』『マックス・ウェーバー基礎研究序説』『ヴェーバー学のすすめ』『学問の未来――ヴェーバー学における末人跳梁批判』『ヴェーバー学の未来――「倫理」論文の読解から歴史・社会科学の方法会得へ』『大衆化する大学院――一個別事例にみる研究指導と学位認定』『「経済と社会」再構成論の新展開――ヴェーバー研究の非神話化と「全集」版のゆくえ』(ヴォルフガング・シュルフターとの共著)(以上、未來社)ほか多数。

日独ヴェーバー論争―『経済と社会』(旧稿)全篇の読解による比較歴史社会学の再構築に向けて の商品スペック

商品仕様
出版社名:未来社
著者名:折原 浩(著)
発行年月日:2013/12/27
ISBN-10:462440064X
ISBN-13:9784624400644
判型:A5
発売社名:未来社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:331ページ ※309,22P
縦:22cm
他の未来社の書籍を探す

    未来社 日独ヴェーバー論争―『経済と社会』(旧稿)全篇の読解による比較歴史社会学の再構築に向けて [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!