ラテンアメリカ傑作短編集―中南米スペイン語圏文学史を辿る [単行本]

ラテンアメリカ傑作短編集―中南米スペイン語圏文学史を辿る の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  スペイント語圏ラテンアメリカ短編文学のはじまりともいえる重要作品「屠場」をはじめ、幻想的な「ルビー」「赤いベレー」「新しい島々」、大地の渇きが伝わる「インディオの裁き」「その女」など、ロマンチシズムからモデルニズモ、クリオーリョ主義、実存主義までの多彩な傑作短編を、文学の発展過程を見通せるように編纂。本邦初紹介作品を含む、心を打つ名作１８編。

• 目次

  屠場（1838 年）／エステバン・エチェベリーア（アルゼンチン）
  レースの後で（1883 年）／マヌエル・グティエレス・ナヘラ（メキシコ）
  ルビー（1888 年）／ルベン・ダリオ（ニカラグア）
  12 番ゲート（1904 年）／バルドメロ・リリョ（チリ）
  インディオの裁き（1904 年）／リカルド・ハイメス・フレイレ（チリ）
  田舎暮らし（1906 年）／アウグスト・ダルマール（チリ）
  持ち主のない時計（1918 年）／ホセ・ロペス・ポルティーリョ・イ・ロハス（メキシコ）
  アナコンダ還る（1926 年）／オラシオ・キロガ（ウルグアイ）
  一杯のミルク（1929 年）／マヌエル・ロハス（チリ）
  その女（1932 年）／フアン・ボッシュ（ドミニカ）
  ラモン・イェンディアの夜（1933 年）／リノ・ノバス・カルボ（キューバ）
  会話（1936 年）／エドゥアルド・マリェア（アルゼンチン）
  雨（1936 年）／アルトゥーロ・ウスラル・ピエトリ（ベネズエラ）
  新しい島々（1938 年）／マリア・ルイサ・ボンバル（チリ）
  マラリア（1952 年）／ビクトル・カセレス・ララ（ホンジュラス）
  捕虜（1953 年）／アウグスト・ロア・バストス（パラグアイ）
  赤いベレー（1954 年）／ロヘリオ・シナンストス（パナマ）
  カバジェーロ・チャールス（1964 年）／ウンベルト・アレナル（キューバ）

• 内容（「BOOK」データベースより）

  屠場（エステバン・エチェベリーア）；レースの後で（マヌエル・グティエレス・ナヘラ）；ルビー（ルベン・ダリオ）；十二番ゲート（バルドメロ・リリョ）；インディオの裁き（リカルド・ハイメス・フレイレ）；田舎暮らし（アウグスト・ダルマール）；持ち主のない時計（ホセ・ロペス・ポルティーリョ・イ・ロハス）；アナコンダ還る（オラシオ・キロガ）；一杯のミルク（マヌエル・ロハス）；その女（フアン・ボッシュ）；ラモン・イェンディアの夜（リノ・ノバス・カルボ）；会話（エドゥアルド・マリェア）；雨（アルトゥーロ・ウスラル・ピエトリ）；新しい島々（マリア・ルイサ・ボンバル）；マラリア（ビクトル・カセレス・ララ）；捕虜（アウグスト・ロア・バストス）；赤いベレー（ロヘリオ・シナン）；カバジェーロ・チャールス（ウンベルト・アレナル）

• 出版社からのコメント

  マジックリアリズムだけではないラテンアメリカ文学の特徴が西班牙語に巧みな訳者達により作品を通してわかる文学史的豊饒…。

• 内容紹介

  ボルヘス、マルケスらのマジックリアリズムだけではない「ラテンアメリカ」文学の特徴と文学史的変遷が、
  作品を通してわかるよう編纂されたユニークな傑作短編集。
  

• 著者について

  野々山 真輝帆 (ノノヤマ マキホ)
  野々山 真輝帆
  筑波大名誉教授。『アンダルシア紀行』（監訳）、『愛と狂気と死の物語』（編）など。

ラテンアメリカ傑作短編集―中南米スペイン語圏文学史を辿る の商品スペック