世界リスク社会 [全集叢書]
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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2014/01/28
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世界リスク社会 [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    原発事故、環境汚染、経済破綻…われわれはリスクの時代に生きている。かつて二極化と敵対関係で成立していた世界は、いまや一元的に危険でリスクに満ちたものとなる。近代化とグローバル化を経て、いま我々が直面する新たな“リスク”とは何か?
  • 目次

    謝辞

    第1章 序──コスモポリタン宣言

    第2章 コスモポリタン社会としての世界リスク社会? ──不確実性を生みだす枠組みが抱えるエコロジーの問題
    2・1 世界リスク社会論の諸要素
    2・2 リアリズムとコントラクティビズムとの論争
    2・3 世界公共圏とグローバル・サブ・ポリティクスの出現

    第3章 産業社会からリスク社会へ──生存、社会構造、エコロジー的啓蒙の問題
    3・1 リスクには時間の制約はないのか?
    3・2 リスクの計算──開かれた未来を目のまえにした予測可能な安全性
    3・3 リスクと脅威──正常な状態と例外状態とのオーバーラップについ
    3・4 科学技術の役割とリスク社会における自然科学
    3・5 社会におけるエコロジーをめぐるコンフリクト
    3・6 政治的な再帰性──脅威の対抗勢力と社会運動が影響をおよぼす機会
    3・7 エコロジーにもとづいた民主主義というユートピア

    第4章 リスク社会と福祉国家
    4・1 産業社会とリスク社会とのあいだ
    4・2 福祉国家とリスク社会
    4・3 ハザード対幸運──内的な危機としての環境の危機
    4・4 社会の自己批判の理論としての再帰的近代化
    4・5 単線的な科学技術の終わり?
    4・6 進歩についての悲観主義の反定量性
    4・7 要約と展望

    第5章 サブ・ポリティクス──エコロジーと制度がもつパワーの統一性の喪失

    第6章 認識か、無意識か? ──「再帰的近代化」をめぐる二つの視点
    6・1 出発点──制度的反省(ギデンズ)、再帰的コミュニティ(ラッシュ)、意図せざる帰結(ベック)
    6・2 無意識のタイプ
    6・3 単線的な認識論と非単線的な認識論
    6・4 無意識、意図せざる帰結、自己‐危険視
    6・5 要約──議論の要点

    第7章 リスク社会 再論──理論、政治、批判、研究プログラム
    7・1 リスク社会の理論の諸要素
    7・2 組織された無責任とリスクの定義づけをめぐるパワー・ゲーム
    7・3 展望──リスクの好機

    訳者解説──ポスト近代か、ハイパー近代か

    原注
    文献
    索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ベック,ウルリッヒ(ベック,ウルリッヒ/Beck,Ulrich)
    1944年生まれ。ミュンヘン大学で社会学、政治学、心理学、哲学を学ぶ。1979年から92年までミュンスター大学、バンベルク大学教授を歴任し、現在はミュンヘン大学社会学部教授およびロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの社会学教授

    山本 啓(ヤマモト ヒラク)
    1947年生まれ。中央大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(政治学)。東北大学大学院名誉教授。専攻:政治学、公共政策論
  • 出版社からのコメント

    いま我々に迫る新しい〈リスク〉とは? ベストセラー『危険社会』発表後の様々な批判に応答しつつ、アクチュアルな議論を展開する。
  • 内容紹介

    二極的な世界が姿を消していくのと軸を一にして、敵対する世界から危険でリスクに満ちた世界へと移行する。本書は、チェルノブイリ原発事故と同時に発表された自身のベストセラー『危険社会』発表後に寄せられた批判に応答しつつ、近代化とグローバル化を経て顕在化した新たな〈リスク〉のメカニズムを解明する。その議論は、3.11を経験する我々にとってもアクチュアルな議論となるだろう。
  • 著者について

    ウルリッヒ・ベック (ベック ユー)
    ウルリッヒ・ベック
    (Ulrich Beck)
    1944年生まれ。ミュンヘン大学で社会学、政治学、心理学、哲学を学ぶ。1979年から92年までミュンスター大学、バンベルク大学教授を歴任し、現在はミュンヘン大学社会学部教授およびロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの社会学教授。邦訳された主な著作に、『危険社会:新しい近代への道』(東廉・伊藤美登里訳、法政大学出版局)、『世界リスク社会論:テロ、戦争、自然破壊』(島村賢一訳、ちくま学芸文庫)、『グローバル化の社会学:グローバリズムの誤謬・グローバル化への応答』(木前利秋・中村健吾訳、国文社)、『ナショナリズムの超克:グローバル時代の世界政治経済学』(島村賢一訳、NTT出版)、『〈私〉だけの神:平和と暴力のはざまにある宗教』(鈴木直訳、岩波書店)、『ユーロ消滅?:ドイツ化するヨーロッパへの警告』(島村賢一訳、岩波書店)などがある。

    山本 啓 (ヤマモト ヒラク)
    山本 啓
    1947年生まれ。中央大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(政治学)。東北大学大学院名誉教授。専攻:政治学、公共政策論。著書:『ハーバマスの社会科学論』(勁草書房)、『政治と行政のポイエーシス』(編著、未來社)、『NPOと法・行政』(編著、ミネルヴァ書房)、『ローカル・ガバメントとローカル・ガバナンス』(編著、法政大学出版局)。訳書:マンデル『後期資本主義』(柘植書房)、トンプソン『批判的解釈学』(法政大学出版局)、コーン『競争社会をこえて』(同)、ホネット『承認をめぐる闘争』(同)、ウィリアムソン『消費の欲望』(大村書店)、ピュージ『ユルゲン・ハーバマス』(岩波書店)、キャルホーン編『ハーバマスと公共圏』(未來社)。

世界リスク社会 [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:ウルリッヒ ベック(著)/山本 啓(訳)
発行年月日:2014/01/30
ISBN-10:4588010042
ISBN-13:9784588010040
判型:B6
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:322ページ ※293,29P
縦:20cm
その他: 原書名: WORLD RISK SOCIETY〈Beck,Ulrich〉
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