図説ユーラシアと日本の国境 [単行本]

図説ユーラシアと日本の国境 [単行本] の 商品概要

• 目次

  
  序　ボーダースタディーズ（境界研究）の実験
  
  第1章　ユーラシア国境の旅
  　　国境は変わる：ヨーロッパ　　
  　　コーカサスと環黒海　　
  　　南アジアと中国　　
  　　中央アジアと中国　　
  　　中国とロシア　　
  　　日本とロシア　　
  
  第2章　国境をゲートウェイにする：秋野豊のメッセージ
  　　秋野豊と北海道　　
  　　ユーラシアの覚醒（1993-1997年）　　
  
  第3章　海疆ユーラシアと日本
  　　知られざる北の国境：北緯50度の記憶（北ゾーン）　　
  　　知られざる南西国境：砦とゲートウェイの狭間（南ゾーン・西ゾーン）　　
  
  第4章　海を越える人々：沖縄・八重山から台湾と朝鮮半島をみる
  　　海続きの島々，浮現する境界　　
  　　済州島漂流民の記憶：口頭伝承でよみがえる15世紀の与那国島　　
  　　宮本常一と歩く国境の島じま　　
  
  第5章　揺れる境界：文学がみつめるもの
  　　亡命と移住の文学：ポーランドの作家たち　　
  　　境界の言葉を作り，そして詠う：ウンドラ・ウィソホルスキ　　
  　　言語の境界に生きた作家：フランツ・カフカ　　
  　　言語の逆説を生きた詩人：ゲンナジー・アイギ　　
  
  第6章　ポスターと絵画を読む：中国とロシアの心象風景
  　　フェラーリを拭く雷鋒　　
  　　香月泰男がみた中国とロシアの境界地域　　
  　　ロシアからみた境界のイメージ　　
  
  第7章　先住民という視座からの眺め
  　　北極圏のコミュニケーション：境界を越えるサーミ　　
  　　北米先住民ヤキの世界　　
  　　アイヌと境界　　
  
  おわりに　ミュージアムの現場から　　
  
  図版出典一覧　　
  参考文献
  展示協力

• 出版社からのコメント

  国境の変遷やそれに伴う人々の暮らしの変化、境界をまたいで活躍した人々など、多数の地図と写真から国境地域の歴史と現在に迫る

• 内容紹介

  日本とユーラシアの国境・境界の問題をよく知るためのビジュアル本。国境の変遷やそれに伴う人々の暮らしの変化、境界をまたいで活躍した人々など、多数の地図と写真から国境地域の歴史と現在に迫る。北大博物館で試みたボーダースタディーズ（境界研究）の実験的展示の成果。

• 著者について

  岩下明裕 (イワシタアキヒロ)
  岩下明裕
  北海道大学スラブ研究センター教授
  
  木下克彦 (キノシタカツヒコ)
  木下克彦
  北海道大学スラブ研究センター特任教授
  
  伊藤 薫
  伊藤 薫
  風交舎
  
  北村嘉恵
  北村嘉恵
  北海道大学大学院教育学研究院准教授
  
  安渓遊地
  安渓遊地
  山口県立大学国際文化学部教授
  
  安渓貴子
  安渓貴子
  山口大学医学部非常勤講師
  
  望月哲男
  望月哲男
  北海道大学スラブ研究センター教授
  
  井上暁子
  井上暁子
  北海道大学スラブ研究センター非常勤研究員
  
  野町素紀
  野町素紀
  北海道大学スラブ研究センター准教授
  
  福田 宏
  福田 宏
  京都大学地域研究統合情報センター助教
  
  後藤正憲
  後藤正憲
  北海道大学スラブ研究センター助教
  
  越野 剛
  越野 剛
  北海道大学スラブ研究センター准教授
  
  渡辺浩平
  渡辺浩平
  北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授
  
  谷古宇尚
  谷古宇尚
  北海道大学大学院文学研究科准教授
  
  水谷裕佳
  水谷裕佳
  上智大学外国語学部グローバル教育センター助教
  
  山崎幸治
  山崎幸治
  北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授

図説ユーラシアと日本の国境 [単行本] の商品スペック