歴史のなかの障害者(サピエンティア) [全集叢書]
    • 歴史のなかの障害者(サピエンティア) [全集叢書]

    • ¥4,400132 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009002045123

歴史のなかの障害者(サピエンティア) [全集叢書]

価格:¥4,400(税込)
ゴールドポイント:132 ゴールドポイント(3%還元)(¥132相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2014/02/12
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

歴史のなかの障害者(サピエンティア) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    “障害者”とはどのような主体であるのか?学校、職場、病院、家庭など社会のさまざまな場で、障害をもつ人々はどのような生活を営んできたのだろうか。日独英の歴史を紐解き、そのありようを具体的かつ多面的に描きだす。
  • 目次

    巻頭言 どんな人間になるかが大切なんだよ(長瀬修)

    はじめに(山下麻衣)

    第1章 初等教育と知的障害児(山下麻衣)
     東京市尋常小学校の特別学級を事例として
     一 尋常小学校のなかの特別学級
     二 東京市における特別学級設置の背景
     三 東京市における補助学級児童の選定過程と特徴
     四 特別学級における卒業後の進路


    第2章 学校と発話障害児(梅原秀元)
     ドイツにおける発話障害とそれをめぐる知とケアの確立
     一 学校と障害
     二 学校における「普通の」子どもと「普通ではない」子ども
     三 デュッセルドルフにおける発話障害児へのケア
     四 「完全/不完全」な身体

    【エッセイ1】 神話のなかの障害者(松井彰彦)

    第3章 脳病院と精神障害の歴史(鈴木晃仁)
     昭和戦前期の精神病院における患者デモグラフィと治療の構造
     一 〈定義と切断〉と〈内容と構成〉
     二 患者の入退院のパターン
     三 薬剤と治療法
     四 市場・政策・「それで?」

    第4章 工業化と障害者(長廣利崇)
     工場法施行令の分析
     一 戦前期日本の障害者は生活に困窮していたのか?
     二 工場法施行令による労働災害補償
     三 工場法施行令と障害の基準
     四 工場法施行令の改正

    【エッセイ2】 共活という思想──体験的自分詩「闇の反撃」が生まれるまで(廣瀬浩二郎)

    第5章 社会階層と「精神薄弱者」(大谷誠)
     二○世紀前半のイギリスを事例として
     一 「精神薄弱者問題」からの問いかけ
     二 「精神薄弱者政策」とトレッドゴールド医師
     三 トレッドゴールドと上流・中流階級の精神薄弱者
     四 公的管理への抵抗

    第6章 社会事業と肢体不自由児(中野智世)
     近代ドイツにおける「クリュッペル」保護事業
     一 「クリュッペル」とは
     二 国内伝道会によるクリュッペル救済事業
     三 整形外科医によるクリュッペル保護事業
     四 慈善と医学のあいだで

    【エッセイ3】 部落史で読み解く──もののけ姫に見る賤民・病者・障害者(灘本昌久)
    【エッセイ4】 障害者の近世・近代 (小林丈広)

    第7章 戦争と障害者の家族(藤原哲也)
     傷痍軍人の妻の視点からの戦後史
     一 傷痍軍人とその妻たち
     二 傷痍軍人と女性の結婚
     三 戦後における傷痍軍人と妻の生活
     四 「傷痍軍人妻の会」の設立と活動
     五 傷痍軍人と妻の戦後史

    【エッセイ5】 映画で読み解く障害者──アメリカ合衆国を例に(藤原哲也)

     あとがき
     文献案内
     人名・事項索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山下 麻衣(ヤマシタ マイ)
    1974年生まれ。現在、京都産業大学経営学部准教授。専攻は近代日本看護史、日本経済史、日本経営史
  • 出版社からのコメント

    障害者とはどのような主体なのか。歴史的な障害生成のプロセスと社会的背景、生活のありようを、日独英を対象に多面的に描きだす。
  • 内容紹介

    障害者とはどのような主体であるのか。何が障害なのか。歴史的な障害生成のプロセスと社会的背景、さらに、障害を持つといわれる人々に対する認識はどのようなものなのだろうか。本書は、日本、ドイツ、イギリスを対象に、学校、職場、病院、社会事業などにおける障害者の生活の歴史をひも解き、具体的かつ多面的に描きだすことで、現代社会が抱える《共生》の問題を考える。
  • 著者について

    山下 麻衣 (ヤマシタ マイ)
    山下 麻衣
    1974年生まれ。現在,京都産業大学経営学部准教授。専攻は近代日本看護史,日本経済史,日本経営史。主な論文に,「明治期日本における看護婦の誕生――内務省令『看護婦規則』前史」川越修・鈴木晃仁編著『分別される生命――二○世紀社会の医療戦略』(法政大学出版局,2008年);「明治期以降における看護婦資格制度の変遷」『大阪大学経済学』第50巻4号(2001年3月),ほか。

歴史のなかの障害者(サピエンティア) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:山下 麻衣(編著)
発行年月日:2014/02/17
ISBN-10:4588603345
ISBN-13:9784588603341
判型:B6
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:342ページ
縦:20cm
他の法政大学出版局の書籍を探す

    法政大学出版局 歴史のなかの障害者(サピエンティア) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!