洋食やたいめいけんよもやま噺(角川ソフィア文庫) [文庫]
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洋食やたいめいけんよもやま噺(角川ソフィア文庫) [文庫]

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出版社:角川学芸出版
販売開始日: 2014/02/25
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洋食やたいめいけんよもやま噺(角川ソフィア文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    昭和6年、東京下町に開業した洋食や「たいめいけん」。初代店主が、修業時代に親方から教わったこと、著名人たちとの交友、一風変わったお客さんの思い出、小皿料理やオムレツほか、お店で出した人気メニューの工夫などを、気取らない言葉で綴る。戦争を経て変貌していく街の中、変わらぬ味で人を迎え続けた老舗洋食やの定点観測で、下町の人情を照らし出す―。三代目店主・茂出木浩司氏の特別寄稿を加えた待望の新版!
  • 目次

    「三代目 よもやま噺」 茂出木浩司

       一

    たいめいけんのルーツは「西支御料理処」泰明軒
    「おい、しん公、なべを八百屋で買ってこい!」
    昔のコックの食事は、そりゃあひどいもんでした
    女給さんとコックの仲はあまりいいもんじゃなかった
    「かわいそうだは惚れたこと」なんてよく言いますが……
    芸者衆のご機嫌をとるのはなかなか大変なことでした
    秘密兵器V1号っていったい何だと思います?
    「今日は百匁あったから二万五千円売れたよ」
    昔の新川は酒問屋の街で情緒のあるいいとこでした
    あたしの母親は江戸っ子で気っぷのいい女でした

       二

    昔の出前にはサービス精神がこもっていたもんです
    海老フライの旦那と大盛りの旦那
    甘いものといっしょじゃ、料理の味はわかりゃしません
    昔は皿一枚洗うにも大変な労力がいりました
    出前さげってのがまたむずかしいもんで……
    立ってて役にたつのは電信柱とポストばかり
    料理を覚えるにはまず数をかぞえろ
    「コックの前掛けは手ぬぐいじゃないんだぞ」
    商売のコツってのは、ほんのちょっとしたとこにあるんで
    塩加減ほど料理人が苦労するものはありません
    ハンバーグの目玉焼きにはナイフをぐっと入れて
    切っても切れないフライパンとコックの仲
    昔は、海老フライといえば豪勢な料理だったんです
    オムレツに始まりオムレツに終わる、コックの修業
    若い衆によく言うんです「同じところを三度掃け」って

       三

    皿に残った料理を見るのは料理人にはつらいもんです
    ステーキのソースでご飯を食べるのがまた格別
    タンシチューを食べても二枚舌にはなりゃしません
    「フリーのお客さま? そんな言葉は日本橋じゃ通じない」
    「おかみさんのレジも大したもんですね」
    ウェートレスのいい呼び方をどなたか考えてくれませんか
    料理の前にコーヒーなんてなんだかへん
    ほか

       四

    ホット・ビールを飲むとほんとにホッとします
    あたしは料理人、なにがなんでも食べなくちゃ
    ボクシングチャンピオンとの永いおつき合い
    祭りのしまいはお祭り騒ぎで、これが江戸っ子の心意気
    粋な姐さんにたばこをもらう、これも祭りならではのこと
    「ワッショイ」と「させ」と「もめ」これがほんとの御輿の掛け声
    祭りに欠かせない風物詩、聯合わせの楽しさ
    お恥ずかしい、凧は東京だけのものと思い込んでました
    ほか

    単行本あとがき

    「お料理一一〇番 よもやま噺」 茂出木雅章
    文庫本刊行によせて 茂出木雅章
  • 出版社からのコメント

    ドラマ「ごちそうさん」でも話題となった、昭和の洋食料理店の舞台裏
  • 内容紹介

    昭和6年、東京下町に開業した洋食や「たいめいけん」。初代店主が、修業時代に親方から教わったこと、著名人たちとの交友、一風変わったお客さんの思い出、小皿料理やオムレツほか、お店で出した人気メニューの工夫などを、気取らない言葉で綴る。戦争を経て変貌していく街の中、変わらぬ味で人を迎え続けた老舗洋食やの定点観測で、下町の人情を照らし出す――。三代目店主・茂出木浩司氏の特別寄稿を加えた待望の新版!

    図書館選書
    たいめいけんの初代店主が、洋食やで起こる日々の出来事、師匠や兄弟子に教わった心遣いを綴ったエッセイ。戦前、戦中、戦後と姿を変えていく東京の街、一軒の洋食やから、変わらぬ下町の人情を描き出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    茂出木 心護(モデギ シンゴ)
    1911年、東京生まれ。明治学院中等部を中退。1927年、泰明軒本店に奉公。1931年4月、中央区新川に「泰明軒」として独立開業。1948年、日本橋の現在地に移転、店名を「たいめいけん」と改める。電話によるお料理相談、「日本凧の会」の世話役など多方面で活躍。1978年6月、死去

洋食やたいめいけんよもやま噺(角川ソフィア文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:KADOKAWA
著者名:茂出木 心護(著)
発行年月日:2014/02/25
ISBN-10:4044094578
ISBN-13:9784044094577
判型:文庫
発売社名:KADOKAWA
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:221ページ
縦:15cm
その他:『たいめいけんよもやま噺』改訂・改題書
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