科学の人(マン・オブ・サイエンス)・孫文―思想史的考察(現代中国地域研究叢書) [全集叢書]

販売休止中です

    • 科学の人(マン・オブ・サイエンス)・孫文―思想史的考察(現代中国地域研究叢書) [全集叢書]

    • ¥4,400132 ゴールドポイント(3%還元)
100000009002051706

科学の人(マン・オブ・サイエンス)・孫文―思想史的考察(現代中国地域研究叢書) [全集叢書]

価格:¥4,400(税込)
ゴールドポイント:132 ゴールドポイント(3%還元)(¥132相当)
日本全国配達料金無料
出版社:勁草書房
販売開始日: 2014/02/24
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

科学の人(マン・オブ・サイエンス)・孫文―思想史的考察(現代中国地域研究叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    革命家としての孫文像を見直し、「サイエンス」の時代におけるその科学哲学の生成と深化の過程を追う。
  • 目次

    目次

    「現代中国地域研究叢書」刊行にあたって[天児慧]

    はじめに

    緒論 孫文思想の見取り図
     第1節 多面体としての孫文像
     第2節 「科学の時代」と孫文
     第3節 上海孫中山故居蔵書

    第1章 孫文の科学観──その原点と到達点
     第1節 香港西医書院の創設
     第2節 西医書院の「サイエンス」と孫文
     第3節 「生元」説にみる孫文の科学観
     第4節 進化論と細胞の知性をめぐって
     第5節 「生元」説のその後
     小結

    第2章 孫文と医学──『紅十字会救傷第一法』の翻訳と出版
     第1節 『紅十字会救傷第一法』出版の経緯
     第2節 原著者オズボーン
     第3節 『紅十字会救傷第一法』への翻訳
     第4節 近代中国における国際赤十字運動
     第5節 孫文と「紅十字会」
     小結

    第3章 『実業計画』の同時代的位相──中国経済開発計画の背景とエンジニアたち
     第1節 『実業計画』発表の経緯
     第2節 『実業計画』を生んだ時代背景
     第3節 英文読者からの評価
     第4節 『聯太平洋』と孫文
     第5節 中国のエンジニアが読む『実業計画』
     小結

    第4章 孫文と工学──「太平洋の時代」における上海港
     第1節 浚浦局による上海大築港計画
     第2節 孫文の「東方大港」計画
     第3節 張謇の水利事業
     第4節 「東方大港」計画と張謇
     小結

    終章 近代科学思想と孫文
     第1節 孫文の科学観の成り立ち
     第2節 科学と哲学の架橋
     第3節 孫文と哲学
     おわりに

    補論 孫文と南方熊楠
     はじめに
     第1節 熊楠の科学観の形成──「和漢洋三才図会」への道
     第2節 民俗学と近代科学をめぐる対話──ロンドン時代
     第3節 植物学をめぐる対話──和歌山での再会後
     むすび


    図表一覧
    参考文献一覧
    初出一覧
    あとがき
    索引

    著者略歴
    武上真理子(たけがみ まりこ)
    人間文化研究機構地域研究推進センター研究員,京都大学客員准教授。
    2011年 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学
    2012年 京都大学博士(人間・環境学)
    専門は,孫文思想および近代東アジアにおける科学思想史。主な論文に,「シヴィル・エンジニアリングの語と概念の翻訳──「市民の技術」とは何か」(『近代東アジアにおける翻訳概念の展開』京都大学人文科学研究所,2013年 所収),「近代科学思想と孫文」(『グローバルヒストリーの中の辛亥革命』汲古書院、2013年 所収),「南方熊楠と孫文──交錯するアジアへのまなざし」(『南方熊楠とアジア(アジア遊学)』勉誠出版、2011年 所収)など。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    武上 真理子(タケガミ マリコ)
    人間文化研究機構地域研究推進センター研究員、京都大学客員准教授。2011年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。2012年京都大学博士(人間・環境学)。専門は、孫文思想および近代東アジアにおける科学思想史
  • 出版社からのコメント

    孫文の科学観の成り立ちを可能な限り跡づけ、「サイエンス」に発する孫文思想の深化の過程を追い、その特質と意義について考察する。
  • 内容紹介

    「マン・オブ・サイエンス」とは、特定領域の科学研究を生業とするサイエンティストを嫌悪し、新しい知識の形としての「サイエンス」に積極的に関与しつつも、それを職業とはしなかった人びとである。本書は孫文を「マン・オブ・サイエンス」の一人とみなし、彼の思想の変遷を科学観のなかにたどっていく。
  • 著者について

    武上 真理子 (タケガミ マリコ)
    武上真理子(たけがみ・まりこ)人間文化研究機構地域研究推進センター研究員,京都大学客員准教授。2011年 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学2012年 京都大学博士(人間・環境学)専門は,孫文思想および近代東アジアにおける科学思想史。主な論文に,「シヴィル・エンジニアリングの語と概念の翻訳──「市民の技術」とは何か」(『近代東アジアにおける翻訳概念の展開』京都大学人文科学研究所,2013年 所収),「近代科学思想と孫文」(『グローバルヒストリーの中の辛亥革命』汲古書院、2013年 所収),「南方熊楠と孫文──交錯するアジアへのまなざし」(『南方熊楠とアジア(アジア遊学)』勉誠出版、2011年 所収)など。

科学の人(マン・オブ・サイエンス)・孫文―思想史的考察(現代中国地域研究叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:武上 真理子(著)
発行年月日:2014/02/25
ISBN-10:4326348968
ISBN-13:9784326348961
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:282ページ
縦:22cm
他の勁草書房の書籍を探す

    勁草書房 科学の人(マン・オブ・サイエンス)・孫文―思想史的考察(現代中国地域研究叢書) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!