悪についての試論(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]
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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2014/02/24
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悪についての試論(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「フランス反省哲学」の思想潮流を継承し、リクールに多大な影響をもたらした20世紀の知られざる哲学者ナベール。その主著である本書(1955年刊行)は、きわめて晦渋で屈折した文体ゆえ読者を限定する一方で、思想の歴史のなかでも唯一無二の緊張と潜勢力をはらんだ独自の「悪」論をなしている。訳者による「ナベール入門」ともいうべき、充実の解説および注を付す。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 正当化できないもの(正当化できないという感情
    災悪―規範にもとづく判断とその限界 ほか)
    第2章 不純な原因性(知的意識の自発性と意志作用の理性性
    意志の原因性の根源的不純性 ほか)
    第3章 罪(悪の問いへの思弁的解答の断念、悪の試練=経験へと立ち戻ること
    罪の感情と自己への不相等の感情との関係 ほか)
    第4章 意識間の分離(意識間の分離という視点への移行
    意識間の相互性の関係と対自的な個別意識との同時生成 ほか)
    第5章 正当化(義認)へのアプローチ(正当化(義認)の欲望の自覚。その端緒となるもの
    カントの再生概念とその不十分性。正当化(義認)の問いの核心にあるもの ほか)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ナベール,ジャン(ナベール,ジャン/Nabert,Jean)
    1881年にフランスのイゾーで生まれる。1910年に哲学のアグレガシオンを取得し、地方の高校の哲学級で教え始める。1924年に博士論文『自由の内的経験』を刊行。1931年から1941年までアンリ四世高校の高等師範学校の準備級で教える。1943年に『倫理のための要綱』を刊行。1944年に哲学の視学総監となり、その後ヴィクトール・クーザン文庫の長を務めた。1960年に死去

    杉村 靖彦(スギムラ ヤスヒコ)
    1965年生。京都大学大学院文学研究科准教授。現代フランス哲学・宗教哲学。著書に『ポール・リクールの思想―意味の探索』(創文社。日本宗教学会賞受賞)ほか
  • 出版社からのコメント

    フランス反省哲学の思想潮流を継承し、リクールに多大な影響をあたえた二十世紀の知られざる哲学者の主著。訳者の周到な解説・注付。
  • 内容紹介

    「フランス反省哲学」の思想潮流を継承し、リクールに多大な影響をもたらした二十世紀の知られざる哲学者ナベール。その主著である本書(1955年刊行)は、きわめて晦渋で屈折した文体ゆえ読者を限定する一方で、思想の歴史のなかでも唯一無二の緊張と潜勢力をはらんだ独自の「悪」論をなしている。訳者による周到で詳細な「ナベール入門」ともいうべき、充実の解説および注を付す。
  • 著者について

    ジャン・ナベール (ナベール ジェイ)
    ジャン・ナベール
    (Jean Nabert)
    1881年にフランスのイゾーで生まれる。1910年に哲学のアグレガシオンを取得し、地方の高校の哲学級で教え始める。1924年に博士論文『自由の内的経験』を刊行。1931年から1941年までアンリ四世高校の高等師範学校の準備級で教える。1943年に『倫理のための要綱』を刊行。1944年に哲学の視学総監となり、その後ヴィクトール・クーザン文庫の長を務めた。1960年に死去。その際に残された最晩年の遺稿がリクールらの手で整理され、1966年に『神の欲望』として刊行された。メーヌ・ド・ビランに淵源し、ラシュリエやラニョーを経由する「フランス反省哲学」の系譜に連なる。反省という経験を悪の問いとの不可分性において根底から思索し直したその歩みは、極度に晦渋な文章表現にもかかわらず、リクールを始めとして現代フランス哲学を代表する思想家たちに少なからぬ衝撃と影響をもたらした。

    杉村 靖彦 (スギムラ ヤスヒコ)
    杉村 靖彦
    1965年生。京都大学大学院文学研究科准教授。現代フランス哲学・宗教哲学。著書に『ポール・リクールの思想──意味の探索』(創文社。日本宗教学会賞受賞)、編著にPhilosophie japonaise: le néant, le monde et le corps(J. Vrin, 2013)、共訳書にJ.グレーシュ『『存在と時間』講義──統合的解釈の試み』(法政大学出版局)ほか。

悪についての試論(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:ジャン ナベール(著)/杉村 靖彦(訳)
発行年月日:2014/02/25
ISBN-10:4588010077
ISBN-13:9784588010071
判型:B6
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:267ページ
縦:20cm
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