蝕まれた虹(シリーズ 日本語の醍醐味<6>) [全集叢書]
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蝕まれた虹(シリーズ 日本語の醍醐味<6>) [全集叢書]

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出版社:烏有書林
販売開始日: 2014/02/28
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蝕まれた虹(シリーズ 日本語の醍醐味<6>) [全集叢書] の 商品概要

  • 目次

    蝕まれた虹
    幻境
    灰燼
    さんま
    女の指
    老人と鉛の兵隊
    髪の花
    芥川龍之介「歯車」における狂気と私の狂気

    解説/七北数人
  • 出版社からのコメント

    精神病院での闘病生活から放たれた祈りの小説群。自らの狂気を見つめる目は緊迫感に満ち、聖痕のごとく、清らかに輝きつづけている。
  • 内容紹介

    【2025年5月現在、新本が定価(2,400円+税)で購入可能】

    「絶望もここでは王冠のように輝いていた。」(「蝕まれた虹」より)
    この世のあらゆる不幸を味わい尽くし、精神病院での5年間の闘病生活から放たれた祈りの小説群。自らの狂気を見つめる目は緊迫感に満ち、聖痕のごとく、清らかに輝きつづけている。中上健次が「むごたらしいほど美しい小説」と絶讃した「髪の花」など8篇を収録。

     同人誌仲間だった中上健次、勝目梓らと切磋琢磨する日々をおくり、中上初期の傑作「十九歳の地図」に登場する「かさぶただらけのマリア」のモデルとしても知られる異才、小林美代子。
     精神病院の病棟で綴った処女作「幻境」では、自らの狂気を題材に独自の境地をつくりあげ、精神病院内の虐待の実態をえぐった中篇「髪の花」で群像新人文学賞を受賞、そのわずか2年後に自死して果てた。自宅の机の引出に残された遺稿「蝕まれた虹」では、鬼気迫る狂気の日常から不思議な聖性がこぼれ出し、まさにマリアのように、あらゆる不幸を幸福に変えてしまいそうな力がみなぎっている。

    ※七北数人氏を監修者に迎えた「シリーズ 日本語の醍醐味」は、“ハードカバーでゆったり、じっくり味わって読みたい日本文学”をコンセプトに、手に汗握るストーリーではなく、密度の濃い文章、描写力で読ませる作品、言葉自体の力を感じさせる作品を集成してゆきます。
  • 著者について

    小林 美代子 (コバヤシ ミヨコ)
    1917年、岩手県釜石町生まれ。1924年に福島県伊達郡保原町に移住。家業の破産や家族の病死、逐電、精神錯乱などが相次ぎ、転々と職を変えた末、戦時下は速記者として生計を立てる。戦後三鷹市井の頭に自宅を構えるが、1955年メニエール病で倒れ入退院を繰り返す。1962年、近隣トラブルからノイローゼになり精神病院に入院。1966年、閉鎖病棟で書き上げた処女作が『文芸首都』に載る。1971年、精神病院内の実態をえぐった「髪の花」が群像新人文学賞を受賞。翌年、自伝長篇『繭となった女』を刊行するも目まいや幻聴が再発、1973年、井の頭の自宅にて睡眠薬自殺を遂げた。

蝕まれた虹(シリーズ 日本語の醍醐味<6>) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:烏有書林
著者名:小林 美代子(著)
発行年月日:2014/02
ISBN-10:4904596080
ISBN-13:9784904596081
判型:B6
発売社名:烏有書林
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:312ページ
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