アフリカ系アメリカ人という困難―奴隷解放後の黒人知識人と「人種」 [単行本]
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アフリカ系アメリカ人という困難―奴隷解放後の黒人知識人と「人種」 [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2014/03/15
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アフリカ系アメリカ人という困難―奴隷解放後の黒人知識人と「人種」 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    人種は「枷」であり、「絆」でもあった!アメリカ黒人は何からの解放を目指してきたのか!「黒人であること」の屈辱と誇り、苦悩と喜び、絶望と祈りが、「アメリカ黒人」を新たな民族に鍛え上げた。その諸相を八人の知識人の生き方で読み解く。
  • 目次

        目 次

    序 章 人種という枷、人種という絆
         一 人種差別はなくなったのか?
         二 差別が禁止された社会における差別という背理

    第一章 黒人法律家が夢見た「メルティング・ポット」と「メリトクラシー」
          ――ジョージ・L・ラフィン(一八三四―八六)、
              アーチボールド・H・グリムケ(一八四九―一九三〇)
          はじめに
         一 統合から融合へ――ラフィンの人種混合論
         二 属性から業績へ――グリムケの自己責任論
          おわりに 49

    第二章 黒人は「愛国者」たり得るのか?
          ――ジェームズ・H・ウルフ(一八四七―一九一三)
          はじめに
         一 GARと黒人復員兵
         二 ジェームズ・H・ウルフとは何者か
         三 「我々は何のために戦ったのか」
          おわりに

    第三章 アフリカに真の「アメリカ」を作る
          ――アレクサンダー・クランメル(一八一九―九八)
          はじめに
         一 黒人にとっての「アメリカ」
         二 真の「アメリカ人」としてのアレクサンダー・クランメル
          おわりに

     【コラム1】 ブッカー・T・ワシントン――南部黒人を守る「ボス」

    第四章 「無色」中立のデータで「黒人」の資質を証明する
          ――モンロー・N・ワーク(一八六六―一九四五)
          はじめに
         一 モンロー・ワークとは誰か?
         二 ワークはNYBで何を記録/主張しようとしたのか?
         三 ワークとNYBが残したもの
          おわりに

     【コラム2】 W・E・B・デュボイス――黒人解放運動の怜悧な「頭脳」

    第五章 「人種」を否定する「黒人」活動家
          ――ウィリアム・モンロー・トロッター(一八七二―一九三四)
          はじめに
         一 ドン・キホーテ?
         二 近代的、あまりに近代的な
         三 忘れられたヒーローの発掘
          おわりに

     【コラム3】 マーカス・ガーヴィ――夢を売る「山師」

    第六章 黒人「保守」派は何を守ろうとしたのか?
           ――シェルビー・スティール(一九四六―)、グレン・ラウリー(一九四八―)
           はじめに
          一 カラー・ブラインド論の系譜
          二 公民権運動の記憶
          三 黒人「保守派」の出現――勝利と「敗北」と再生の道
           おわりに

    終 章 「人種」という虚構、「人種」という希望
          人種と向き合う
          記憶と希望を取り戻す

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    未だに「自身に人種差別などどこにも無い」と心から信じ切る現代白人に対し、黒人知識人の生き方の読解から根底的に批評を試みる。
  • 内容紹介

    アメリカ黒人にとって人種は圧倒的な「枷」であり、断ち切れない「絆」でもあった。「黒人であること」の屈辱と誇り、苦悩と喜び、絶望と祈りが、「アメリカ黒人」を新たな民族に鍛え上げた。その諸相を八人の知識人の生き方で読み解く。

    図書館選書
    ラディカル/保守の黒人活動家に対する単純な見方=二項対立を排し、人種/能力故に入り込まざるをえなかったラディカルが保守的自己責任論に陥る隘路からの脱出口を、八人の知識人の生き方を通して読み解く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大森 一輝(オオモリ カズテル)
    1963年北海道生まれ。都留文科大学文学部比較文化学科教授。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得、マサチューセッツ大学アマースト校大学院歴史学研究科博士課程修了(Ph.D.)。都留文科大学専任講師・助教授、ハーヴァード大学歴史学部客員研究員を経て、2005年から現職
  • 著者について

    大森 一輝 (オオモリ カズテル)
    1963年北海道生まれ。北海学園大学教授。
    一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得、マサチューセッツ大学アマースト校大学院歴史学研究科博士課程修了(Ph.D.)。
    都留文科大学専任講師・助教授、ハーヴァード大学歴史学部客員研究員、都留文科大学文学部比較文化学科教授を経て、2014年4月から現職。
    著書・訳書:『個人と国家のあいだ〈家族・団体・運動〉』(共著、ミネルヴァ書房、2007年)、『ダドリー通り──破壊された街の再生の物語』(共訳、東洋書店、2011年)など。

アフリカ系アメリカ人という困難―奴隷解放後の黒人知識人と「人種」 の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:大森 一輝(著)
発行年月日:2014/03/15
ISBN-10:477911991X
ISBN-13:9784779119910
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:227ページ ※202,25P
縦:20cm
横:14cm
厚さ:2cm
重量:340g
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