石燕夜行〈3〉虚針の巻(角川文庫) [文庫]

石燕夜行〈3〉虚針の巻(角川文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  櫻咲き乱れる春、江戸で次々と奇妙な死体が見つかった。彼らの背中からは揃って自慢の刺青が消えていたのだ。失くなっていたのは見事な龍の画。この頃、男の一人は龍に魂をとられると怯えていたという。話を聞いた石燕は、鏡花と怪事の源を探り始める。やがて浮かび上がってきたのは、ある彫師の存在。だが、いつもは石燕に協力を頼んでくる塗楽が、この件にだけは関わるなと告げて姿を消し…。急展開の妖怪活劇、第３弾！

• 出版社からのコメント

  怪事に秘められた人の想いと謎を解く好評シリーズ第３弾！

• 内容紹介

  春、江戸で次々と不審な死体が見つかる。死体の背中からは彼ら自慢の刺青が幻のごとく消え失せていたのだ。その絵柄はそれぞれ見事な龍の姿。彼らは生前、刺青に魂を取られると怯えていたらしいのだが……。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  神護 かずみ(ジンゴ カズミ)
  １９６０年愛知県生まれ。國學院大學卒。２０１１年『人魚呪』で遠野物語１００周年文学賞を受賞

石燕夜行〈3〉虚針の巻(角川文庫) [文庫] の商品スペック