「語り」は騙る―現代英語圏小説のフィクション [単行本]
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「語り」は騙る―現代英語圏小説のフィクション [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2014/03/25
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「語り」は騙る―現代英語圏小説のフィクション [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「語り」が「騙り」となってどのようにフィクションの可能性を広げていくのか―ブッカー賞作家のアトウッド、バーンズ、イシグロからE.M.フォースター等、読者の「解釈を拒む」テクストを取り上げ、「語り」の不確かさに迫る。
  • 目次

    ◉目次内容◉
    序章 「語り」というフィクション

    【第1部 人生の可能性を広げる「語り」】
    第1章 物語生成のダイナミズム
        ――マーガレット・アトウッドの
         「母の人生において意義のある瞬間」
    第2章 「今、ここ」の限界を越えよう
        ――ジャネット・ウィンターソンの『パワー・ブック』

    【第2部 信頼できない「私」の「語り」】
    第3章 クイアな語り手
        ――アニタ・ブルックナーの『英国の友人』
    第4章 「語り」の起源としての母
        ――カズオ・イシグロの『わたしたちが孤児だったころ』
    第5章 自伝風小説の記憶騙り
        ――ジュリアン・バーンズの『終わりの感覚』

    【第3部 限定された視点】
    第6章 「語り」とテクストの位相
        ――キャサリン・マンスフィールドの「至福」
    第7章 赤く息づく卵から孵化する物語
        ――マーガレット・アトウッドの「青ひげの卵」

    【第4部 ジェンダーを揺さぶる「語り」】
    第8章 ジェンダーのねじれ
        ――E. M. フォースターの「紫色の封筒」
    第9章 混乱するジェンダーとセクシュアリティ
        ――E. M. フォースターの「アザー・キングダム」

    【第5部 「語り」は騙る】
    第10章 ゴシックの家から非言語の部屋へ
        ――ミシェル・ロバーツの『家の娘たち』
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    平林 美都子(ヒラバヤシ ミトコ)
    名古屋大学英文学科卒。同博士後期課程満期修了。現在、愛知淑徳大学文学部教授。博士(文学)
  • 出版社からのコメント

    読者の「解釈を拒む」テクストを取り上げ、「語り」が「騙り」となってどのようにフィクションの可能性を広げていくのかを見る。
  • 内容紹介

    小説の「語り」とはなにか。語り手の「語り」は「真実」なのか。
    ブッカー賞作家のマーガレット・アトウッド(1939-)、ジュリアン・バーンズ(1946-)、カズオ・イシグロ(1954-)からE. M. フォースター(1879-1970)等、読者の「解釈を拒む」テクストを取り上げ、「語り」が「騙り」となってどのようにフィクションの可能性を広げていくのか、その諸相を見る。
  • 著者について

    平林 美都子 (ヒラバヤシ ミトコ)
    平林 美都子
    著書:『「辺境」カナダの文学』(99 年)、『イギリス祭事カレンダー』(共著、06 年)、『映画を通して知るイギリス王室史』(共著、09 年)【以上、彩流社】、『表象としての母性』(06 年)【ミネルヴァ書房】ほか。
    訳書:M. アトウッド『スザナ・ムーディーの日記』(92 年)【国文社】、J. ウィンターソン『パワー・ブック』(07 年)【英宝社】ほか。

「語り」は騙る―現代英語圏小説のフィクション [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:平林 美都子(著)
発行年月日:2014/03/25
ISBN-10:4779119901
ISBN-13:9784779119903
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:250ページ ※228,22P
縦:20cm
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