北方部隊の朝鮮人兵士―日本陸軍に動員された植民地の若者たち [単行本]

北方部隊の朝鮮人兵士―日本陸軍に動員された植民地の若者たち の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  徴兵・入隊から敗戦後の引揚・抑留まで、日本陸軍の「留守名簿」を手がかりに、北方部隊（樺太、千島・北海道）に動員された朝鮮人兵士の実態を追う。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１章　朝鮮人兵士動員とは（朝鮮人兵士動員
  朝鮮人にとって日本軍「志願」とは何だったのか　ほか）
  第２章　日本陸軍「留守名簿」にみる樺太・千島・北海道の朝鮮人兵士動員（北方部隊の「留守名簿」に登載された朝鮮人軍人
  北方部隊における朝鮮人の部隊配備・戦闘状況・被害　ほか）
  第３章　朝鮮人学徒兵経験者呉昌禄さんに聞く（呉昌禄さんの経歴
  建国大学時代　ほか）
  第４章　朝鮮人少年戦車兵―北千島占守島に動員されたハラボジの聞き取りから（陸軍少年戦車兵制度
  朝鮮人少年戦車兵　ほか）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  北原 道子(キタハラ ミチコ)
  １９４７年東京生まれ。在日朝鮮人運動史研究会会員

• 出版社からのコメント

  日本陸軍の「留守名簿」を手がかりに、北方部隊（樺太・千島・北海道）に動員された朝鮮人兵士の実態を追う。

• 内容紹介

  徴兵・入隊から敗戦後の引揚・抑留まで、日本陸軍の「留守名簿」を手がかりに、
  北方部隊（樺太・千島・北海道）に動員された朝鮮人兵士の実態を追う。
  
  たとえ、一粒ずつの砂であっても事実を積み重ねることで歴史の真実に迫ることが出来る。その思いで、作業を続けてきた。その結果が本書である。（本書あとがきより）
  
  「アジア太平洋戦争において、朝鮮半島の若者たちは何人くらい日本軍に動員されていたのか？」　ふとしたきっかけで生じた疑問から始まった、20 年以上に及ぶ丹念な調査・研究の成果。未公刊の日本軍名簿に残された朝鮮人青年たちの名前ひとつひとつから、戦争と植民地支配にまつわる知られざる事実が次々と浮かびあがる。
  

• 著者について

  北原 道子 (キタハラ ミチコ)
  北原 道子
  1947 年東京生まれ。1970 年代の初め、「神戸むくげの会」で朝鮮語と朝鮮の歴史・文化を学び始める。1970 年代半ばから現在まで「現代語学塾」で朝鮮語を学ぶ。1990 年代から樺太・千島・北海道にあった旧日本陸軍の部隊に動員された朝鮮人兵士について研究を始め、韓国などで元兵士たちのインタビューを続ける。在日朝鮮人運動史研究会会員。

北方部隊の朝鮮人兵士―日本陸軍に動員された植民地の若者たち の商品スペック