浜岡原子力発電所の地盤の安全性を検証する―申請書を基本にして [単行本]
    • 浜岡原子力発電所の地盤の安全性を検証する―申請書を基本にして [単行本]

    • ¥1,65050 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月15日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009002076079

浜岡原子力発電所の地盤の安全性を検証する―申請書を基本にして [単行本]

価格:¥1,650(税込)
ゴールドポイント:50 ゴールドポイント(3%還元)(¥50相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月15日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:本の泉社
販売開始日: 2014/04/08
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

浜岡原子力発電所の地盤の安全性を検証する―申請書を基本にして の 商品概要

  • 目次

    まえがき 3

    Ⅰ 浜岡原発の歴史と検討の視点 7
    (1)浜岡原子力発電所の設置許可申請等の歴史 7
    (2)検討の視点 8
    Ⅱ 確信的な虚偽行為と疑われる1、2号機の耐震安全性 12
    1.3号機基準地震動に照らした1、2号機の耐震安全性 12
    (1)地震動が1.5倍になっても1、2号機が健全な理由 12
    (2)コンクリート系構造物の耐震安全性 13
    (3)浜岡1、2号機の敷地地盤の安定性 14
    2.中部電力ホームページ「浜岡1、2号機『耐震性の評価』結果」について 20
    (1)1号機の耐震性評価結果 20
    (2)2号機の耐震性評価結果 22
    Ⅲ 「割り切り」によるH断層系の活動性評価 24
    1.中部電力によるH断層系の活動性評価 24
    (1)H断層系に活動性に関するこれまでの経緯 24
    (2)H断層系の規模 27
    (3)H断層系の形成要因 27
    (4)H断層系の形成年代 30
    2.T11断層 ――断層堆積物が「笠名礫層に対比される礫層」という見解の検討―― 32
    3.H断層系とT11断層、36H01断層が同時期に動いた証拠はない 35
    (1)放射年代測定法 35
    (2)H断層系とT11断層、36H01断層の形成時期は同じといえない 36
    4.H断層系の形成要因の推定と新指針における活断層の取り扱い 38
    Ⅳ 「割り切り」による基準地震動 S1、S2(旧指針)、Ss(新指針)の設定 45
    1.旧指針による基準地震動S1、S2の設定について 45
    (1)応答スペクトルと基準地震動S1、S2 45
    (2)想定東海地震による基準地震動作成を避けた申請書 48
    (3)浜岡原子力発電所では設計用最強地震と設計用限界地震を分けられない 48
    (4)安政東海地震からは基準地震動S1は作成できない 48
    (5)大崎スペクトルでも基準地震動S1の評価はできない 49
    (6)大崎スペクトルの限界 50
    (7)割り切りによる鉛直地震動の評価 52
    2.新指針による基準地震動Ssの作成とその限界 52
    (1)新指針による基準地震動Ssの作成方法 52
    (2)基準地震動Ssの応答スペクトル 52
    (3)中越沖地震、駿河湾地震の衝撃 54
    (4)浜岡原子力発電所推進の立場に立たないと基準地震動Ssの設定はできない 59
    Ⅴ エンジニアリングジャッジの悪用 61
    1.解析用物性値が3号機と4号機で異なる怪 61
    (1)隣り合う3、4号機の岩石、岩盤の強度が違う 61
    (2)試験方法の変更で4号機の強度をアップ ――エンジニアリングジャッジの悪用―― 64
    2.敷地地盤の安定性 68
    (1)H断層系のモデル化と「内規」にみる安定性評価方法 68
    (2)敷地地盤の安定性解析結果の概要 71
    (3)3号機敷地地盤は安定ではない 72
    (4)4号機敷地地盤は巧妙な論理で静的解析、動的解析を回避 75
    Ⅵ バックチック報告書の審査
      ――「割り切り」「エンジニアリングジャッジの悪用」―― 78
    1.敷地前面砂丘の安定性 78
    (1)中部電力の見解 78
    (2)砂地盤の安定性の検討項目 ――液状化とすべり―― 78
    (3)巨大地震動による砂地盤の解析では解析方法の妥当性の検討が必要 80
    (4)「強度を考慮しない」は液状化を意味している 81
    (5)地下水位が断面ごとに異なる怪 81
    (6)敷地前面砂丘は全面にわたって液状化する可能性が高い 82
    (7)B断面の地質断面図の表示は正しいか 85
    (8)津波襲来前に前面砂丘に起こること 85
    2.斜面の安定性 87
    3.中部電力提出報告書に対する国の審査姿勢 87
    (1)3号機のバックチェックに4号機の地盤物性値を使用 89
    (2)大型ブロックせん断試験結果の無視 89
    (3)敷地地盤の安定性検討で慣用法、静的解析を避けたバックチェック 91
    Ⅶ 地震・津波対策 93
    1.津波対策の概要 93
    2.防波壁の構築 94
    3.防波壁の健全性 94
    (1)西側端部(防波壁鋼菅矢板部および改良盛土部) 94
    (2)一般部防波壁 96
    4.ライフラインの健全性 98
    Ⅷ おわりに 101
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    越路 南行(コシジ ナンコウ)
    東北大学工学部土木工学科卒。技術士建設部門(鋼構造・コンクリート)、水質関係第1種公害防止管理者
  • 出版社からのコメント

    中部電力と規制機関による浜岡原発の安全性に関する欺瞞を余すところなく解明した好著。
  • 内容紹介

    中部電力と規制機関による浜岡原発の安全性に関する欺瞞を余すところなく解明した好著。設置許可申請書と審査報告書を時系列的に読み解き、「エンジニアリングジャッジ(工学的判断)」、「割り切り」、そして「虚偽」の内実を分析・告発している。震源域の真上にある原発の耐震安全性に関するこの告発は、地震列島日本の原発がいかに欺瞞に満ちた手法で押しつけられているか、再稼働に危惧を抱く人々の必須の知となる書である。 (新潟大学名誉教授・地質学 立石 雅昭)
  • 著者について

    越路 南行 (コシジ ナンコウ)
    越路 南行
    東北大学工学部土木工学科卒
    技術士 建設部門(鋼構造・コンクリート)
    水質関係第1種公害防止管理者

浜岡原子力発電所の地盤の安全性を検証する―申請書を基本にして の商品スペック

商品仕様
出版社名:本の泉社
著者名:越路 南行(著)
発行年月日:2014/03/11
ISBN-10:4780711533
ISBN-13:9784780711530
判型:B5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:103ページ
縦:26cm
他の本の泉社の書籍を探す

    本の泉社 浜岡原子力発電所の地盤の安全性を検証する―申請書を基本にして [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!