ウクライナ・ナショナリズム―独立のディレンマ [単行本]
    • ウクライナ・ナショナリズム―独立のディレンマ [単行本]

    • ¥7,920238 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
100000009002080077

ウクライナ・ナショナリズム―独立のディレンマ [単行本]

価格:¥7,920(税込)
ゴールドポイント:238 ゴールドポイント(3%還元)(¥238相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:東京大学
販売開始日: 1998/11/16
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ウクライナ・ナショナリズム―独立のディレンマ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は第二次世界大戦後、ウクライナが独立にいたるプロセスと独立後のディレンマについて書いたものである。自決(self‐determination)を求め、独立を獲得するまでのナショナリズム・フェーズ1と独立後に直面する新しいナショナリズム・フェーズ2の双方を書こうと試みた。ナショナリズムをめぐる諸問題は独立によってすべて解決するわけではないからである。
  • 目次

    はじめに――ナショナリズムの現在

    第一章 ウクライナ・ナショナリズムの歴史と特質
     一 ウクライナ民族運動の系譜
        民族運動のタイポロジー
        文化運動
        政治闘争
        ガリツィアとドニエプル・ウクライナ
        ペレストロイカ期の特徴
     二 ウクライナとロシア――東スラヴのアイデンティティ
        「帝国」の喪失
        汎ロシア連邦とユーラシア主義
        ウクライナとロシアの関係
        ウクライナの選択
     三 クリミアとオデッサ――多民族性の喪失
        多民族のクリミア
        クリミアにおける民族関係
        ソ連解体後のクリミア問題
        オデッサに見る民族の関係

    第二章 ウクライナ化を求める運動――六〇年代からペレストロイカへ
     一 シェレストとシチェルビツキー――二人の第一書記
        「同化派」と「非同化派」
        シチェルビツキー 
        チェルノブイリ以降
        歴史の見直し
     二 ウクライナ語をめぐる運動――第三のウクライナ化
        ウクライナ化の歴史
        ウクライナ語をめぐる議論
        党の反応 
     三 ユニエイト教会への道
        ユニエイトの「登場」
        ユニエイトの歴史
        教会再建への道

    第三章 独立へ――ソ連からの「退出」
     一 主権宣言から独立宣言へ
        ペレストロイカの下のウクライナ
        主権宣言
        新連邦条約
        独立宣言
     二 ウクライナにおける分離と独立
        八月クーデタのインパクト
        ウクライナ国内の分離主義
        国民投票と大統領選挙
        独立と共同体
     三 ソ連からの「退出」

    第四章 独立のディレンマ
     一 CISとウクライナ
        CISの成立とウクライナ
        ウクライナとロシアの関係
        CISとウクライナ
     二 独立のディレンマ⑴――権威主義と経済再建
        反対派の消滅と権威主義体制の成立
        経済問題
        クチマ政権の課題
     三 独立のディレンマ⑵――国民統合の困難性
        「国家」の獲得のあと
        国境の複雑さ
        東西の分岐
        統合の困難性――言語・宗教・地政学
        新しい国民の可能性――「ユニエイト」的なるもの
     四 独立のディレンマ⑶――ウクライナのゲオポリティカ
        「新東欧」の登場
        「新封じ込め」
        NATOの東方拡大とウクライナ

    おわりに――民族関係論への展望
       ソ連の解体と民族問題
       民族関係論への展望

    あとがき
  • 内容紹介

    1991年に独立国となり、ヨーロッパとロシアのあいだで揺れ続ける、旧ソ連の大国ウクライナ。本書は、ウクライナのナショナリズムに焦点を当て、第二次世界大戦からペレストロイカに至る軌跡と独立のプロセスを描き出し、さらには独立後に直面するディレンマを明らかにする。

ウクライナ・ナショナリズム―独立のディレンマ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:中井 和夫(著)
発行年月日:1998/11/13
ISBN-10:4130360930
ISBN-13:9784130360937
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:273ページ ※265,8P
縦:22cm
他の東京大学の書籍を探す

    東京大学 ウクライナ・ナショナリズム―独立のディレンマ [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!