石井桃子の翻訳はなぜ子どもをひきつけるのか―「声を訳す」文体の秘密 [単行本]
    • 石井桃子の翻訳はなぜ子どもをひきつけるのか―「声を訳す」文体の秘密 [単行本]

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石井桃子の翻訳はなぜ子どもをひきつけるのか―「声を訳す」文体の秘密 [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2014/04/20
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石井桃子の翻訳はなぜ子どもをひきつけるのか―「声を訳す」文体の秘密 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    『クマのプーさん』『ちいさいおうち』『ピーターラビットのおはなし』子どものころ夢中になったのはみな石井桃子訳だった。名訳者・石井の翻訳世界の全体像を浮かびあがらせた労作。
  • 目次

    序 章 「声を訳す」とは
     1 石井桃子研究の意義
     2 翻訳者研究という視点
     3 石井桃子の生涯と訳業
     4 子ども読者と「声」について
     5 本書の構成

     第Ⅰ部 石井翻訳の原点と「声」
    第1章 『クマのプーさん』改訳比較にみる石井のこだわり
     1 『クマのプーさん』の改訳史
     2 変えられたもの
     3 変えられなかったもの

    第2章 『クマのプーさん』英日比較にみる石井らしさ
     1 『クマのプーさん』作品の本質
     2 言葉遊びとくり返し
     3 日本語の特徴を生かした訳の工夫
     4 読者寄りの訳

    第3章 「岩波少年文庫」シリーズと物語の翻訳
     1 「岩波少年文庫」の創刊と選書基準
     2 「岩波少年文庫」の翻訳姿勢
     3 『ふくろ小路一番地』の翻訳分析

     第Ⅱ部 子ども読者と作品の「声」
    第4章 翻訳絵本の形
     1 「岩波の子どもの本」シリーズと統一判型
     2 福音館書店「世界傑作絵本」シリーズと横判
     3 『シナの五にんきょうだい』の翻訳分析

    第5章 子どもの読みと絵本『ちいさいおうち』の翻訳
     1 子ども読者を意識した翻訳とは
     2 子どもは原作『ちいさいおうち』をどう読むか
     3 石井訳『ちいさいおうち』の翻訳分析

    第6章 訳者の作品解釈とファンタジー『たのしい川べ』の翻訳
     1 原作と中野好夫の先行訳
     2 石井の旧訳『ヒキガエルの冒険』
     3 石井の新訳『たのしい川べ』

    第7章 訳者の精読と短編『おひとよしのりゅう』の翻訳
     1 “reluctant” は「おひとよし」か
     2 主人公ドラゴンにとっての“reluctant”
     3 訳者石井にとっての“reluctant”
     4 作者グレアムにとっての“reluctant”

     第Ⅲ部 「語り」の文体の確立
    第8章 幼年童話と昔話の法則
     1 「岩波の子どもの本」から幼年童話へ
     2 アトリー作「チム・ラビット」シリーズ
     3 アトリー作「こぎつねルーファス」シリーズ
     4 昔話に対するこだわり

    第9章 ポターの「語り(“tale”)」の文体
     1 「ピーターラビット」シリーズ
     2 “tale” の文体
     3 『グロースターの仕たて屋』の翻訳分析

    第10章 ファージョンの「声の文化」の文体
     1 石井とファージョン
     2 『銀のシギ』の阿部訳と石井訳の比較
     3 ジェイコブズの昔話との比較

    第11章 「語り」を絵本にした『こすずめのぼうけん』
     1 ストーリーテリングと元話
     2 『こすずめのぼうけん』の翻訳分析
     3 『こすずめのぼうけん』の絵と場面割り

    終 章 石井の翻訳文体の源泉としての「声の文化」の記憶
     1 石井の自伝的創作
     2 ミルン自伝の翻訳
     3 「魔法の森」の住人
     4 石井にとって「声を訳す」こと

    参考文献/あとがき /索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    竹内 美紀(タケウチ ミキ)
    1963年神奈川県生まれ。1987年同志社大学法学部政治学科卒業。1989年財団法人松下政経塾本科修了。1989年から8年間、第二電電株式会社に勤務。マーケティング部でPHS事業の立ち上げ、国際部で携帯電話の海外投資プロジェクトに従事。2012年フェリス女学院大学人文科学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。2014年4月現在、フェリス女学院大学非常勤講師
  • 出版社からのコメント

    『クマのプーさん』『ちいさいおうち』『ピーターラビットのおはなし』 子どものころ夢中になったのはみな石井桃子訳だった。
  • 著者について

    竹内 美紀 (タケウチ ミキ)
    *2014年1月現在 フェリス女学院大学非常勤講師

石井桃子の翻訳はなぜ子どもをひきつけるのか―「声を訳す」文体の秘密 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:竹内 美紀(著)
発行年月日:2014/04/20
ISBN-10:462307014X
ISBN-13:9784623070145
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本語
言語:日本語
ページ数:330ページ
縦:22cm
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