邂逅する鎧骨少女(アーマラニマ)〈1〉(ぽにきゃんBOOKS) [文庫]

邂逅する鎧骨少女(アーマラニマ)〈1〉(ぽにきゃんBOOKS) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  安達椋は一つ年上の幼馴染、飯綱ふぶきの好意に気づきながらも、少年期に負った心の傷のため孤独な高校生活を送っていた。そんな彼を襲う非日常。自分を「神」と名乗るヴラドに「祝福」され、椋の身体を激痛が襲う。身を引き裂かれるような痛みの中、彼の肋骨から一人の少女が誕生する。リリと名乗るその少女は、椋の「鎧骨少女（アーマラニマ）」であり、彼から産まれ、彼を護り、ふたたび彼に融合し一つになる存在だという。リリの誕生を機に襲ってくる怪異「天蛇」。椋はリリに言われるまま彼女と融合し、戦いに赴くのだった。

• 目次

  安達椋（あだちむく）は一つ年上の幼馴染の飯綱ふぶきの好意に気づきながらも、少年期に負った心の傷のため孤独な高校生活を送っていた。
  そんな彼を襲う非日常。自分を「神」と名乗るブラドに「祝福」され、椋の身体を激痛が襲う。身を引き裂かれるような痛みの中、彼の肋骨から一人の少女が誕生する。
  リリと名乗るその少女は、椋の「鎧骨少女（アーマラニマ）」であり、彼から産まれ、彼を護り、ふたたび彼に融合し一つになる存在だという。とまどう椋だが、ひたむにに椋を慕うリリに心を許しはじめる。そんな椋とリリを見るふぶきは、リリこそ椋の理想の相手であり、自分の好意が報われないことに深く絶望するのだった。
  リリの誕生を期に襲ってくる怪異「天蛇」。椋はふぶきを護るため、リリに言われるまま彼女と融合し、戦いに赴くのだった。
  それを椋に見捨てられたと誤解するふぶきにブラドが近づく。彼は目を伏せたまま、よく通る澄んだ声で言う。
  「求めるなら君にも与えよう。鎧骨少年（アーマラニムス）と邂逅する時を」

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