九州真宗の源流と水脈(筑紫女学園大学・短期大学部人間文化研究所叢書) [単行本]

九州真宗の源流と水脈(筑紫女学園大学・短期大学部人間文化研究所叢書) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  日本史がこれまであまり扱われることがなかった九州の真宗史。戦国期を源流とし、当地に豊かな水脈を形成してきた真宗の姿を、初公開の史料群とともに明らかにする。

• 目次

  総論
  第一部　九州真宗の源流　戦国期本願寺教団の動向と九州
  　九州真宗への水脈
  　戦国期真宗から見た九州
  　九州北部における真宗の伝播と展開　九州真宗史研究の現状と課題
  　戦国期本願寺と西国大名
  第二部　九州真宗の水脈　真宗信仰・文化と北部九州社会
  　豊後（大分県）から見た真宗の縮図　近世前史の真宗と世情の諸相
  　筑前真宗教団の展開過程　本願寺東西分立後の帰参・改派を中心に
  　『覚永寺縁起』、その検証
  　武丸正助の肖像と伝記　孝子から妙好人へ
  　大和から九州へ　真宗思想の展開・部落差別撤廃運動の水脈
  　博多萬行寺所蔵シンハラ文字資料について　小泉了諦と七里恒順
  第三部　史料編　北部九州の真宗史料
  
  口絵解説
  史料編解題
  
  図版
  1　裏書類・銘等
  2　古文書
  3　天文日記

• 内容紹介

  九州における真宗教団開展史を、日本史・仏教学・美術史など様々な分野から明らかにする意欲的論集。主な執筆者は神田千里・遠藤一・中川正法など10名。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  中川 正法(ナカガワ マサノリ)
  １９５５年生まれ。筑紫女学園大学人間科学部教授。専攻はインド仏教
  
  緒方 知美(オガタ トモミ)
  １９６８年生まれ。筑紫女学園大学アジア文化学科講師。専攻は日本美術史
  
  遠藤 一(エンドウ ハジメ)
  １９５８年生まれ。浄土真宗本願寺派長徳寺住職

• 著者について

  中川 正法 (ナカガワ マサノリ)
  1955年生まれ。筑紫女学園大学人間科学部教授。専攻はインド仏教。主論文に、「『律経』第一波羅夷の構成と論点」（『仏教文化学論集』山喜房仏書林）、「戒の防護と捨戒―律儀の生起をめぐって―」（『日本仏教学会年報』74）など多数。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
  
  緒方 知美 (オガタ トモミ)
  1968年生まれ。筑紫女学園大学アジア文化学科講師。専攻は日本美術史。主論文に、「野水について」（『美術史』136）、「平安時代の経絵の作者について」（『筑紫女学園大学・筑紫女学園大学短期大学部紀要』１）など多数。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
  
  遠藤 一 (エンドウ ハジメ)
  1958年生まれ。浄土真宗本願寺派長徳寺住職。主著に、『戦国期真宗の歴史像』（永田文昌堂）、主論文に、「親鸞と被差別民」（同和教育振興会編『講座同朋運動』明石書店）など多数。（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

九州真宗の源流と水脈(筑紫女学園大学・短期大学部人間文化研究所叢書) の商品スペック