恋する物語のホモセクシュアリティ―宮廷社会と権力 [単行本]

恋する物語のホモセクシュアリティ―宮廷社会と権力 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  宮廷物語では、だれとだれがどんなセックスをするかは、重大事。それは色恋ではなく権力の物語だからだ。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１部　生む／生まないことと“権力”の再生産システム（権力再生産システムとしての“性”の配置―『とりかへばや物語』をめぐって
  帝の“性”―『夜の寝覚』の制度を読む）
  第２部　女の欲望を読む（女の欲望とホモセクシュアリティ―『我身にたどる姫君』女君発見譚の系譜から
  出家した女の“性”―『とはずがたり』の二条の“性”）
  第３部　セクシュアリティの地平（“稚児”の欲望機構―交錯するセクシュアリティ
  欲望の物語史―『狭衣物語』から『石清水物語』へ
  恋する物語のホモセクシュアリティ―『石清水物語』における“性”の配置）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  木村 朗子(キムラ サエコ)
  １９６８年横浜市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了。博士（学術）。専門は、言語態分析、日本古典文学、日本文化研究、女性学。現在、津田塾大学准教授

恋する物語のホモセクシュアリティ―宮廷社会と権力 の商品スペック