食と農の社会学―生命と地域の視点から(MINERVA TEXT LIBRALY) [全集叢書]
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食と農の社会学―生命と地域の視点から(MINERVA TEXT LIBRALY) [全集叢書]

桝潟 俊子(編著)谷口 吉光(編著)立川 雅司(編著)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2014/05/20
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食と農の社会学―生命と地域の視点から(MINERVA TEXT LIBRALY) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    グローバル化と工業化が進む現代の食と農を多角的・批判的に分析し、対抗性を担う主体とその実践から、生命と地域に根ざした新しい視点を提示する。現代における「食と農の社会学」を基礎づける待望のテキスト。
  • 目次

    はしがき
    序 章 食と農をどう捉えるか(立川雅司)
        --農業・食料社会学とその展開
     1 食と農--社会学における新たな課題
     2 農村社会学批判と「農業・食料社会学」の形成
     3 食の社会学および隣接分野の研究
     4 日本における農業・食料社会学関連研究

     第Ⅰ部 工業化とグローバリゼーション
    第1章 地球とともに生きる食と農の世界(古沢広祐)
        --揺れるグローバル社会
     1 消えゆく生物と食・農
     2 食と農をめぐる世界と文明の歩み
       --ふたつの世界の出会いとアメリカ文明
     3 巨大フードシステムの矛盾
     4 「食と農の尊厳性」の回復
       --自然の恵みを大切にする心
    第2章 多国籍アグリビジネス(久野秀二)
        --農業・食料・種子の支配
     1 ブラックボックス化する現代の農と食
     2 見えない巨人--カーギル
     3 世界最大の食品企業--ネスレ
     4 種子・遺伝子を制する者は世界を制する--モンサント
     5 農業・食料のグローバルガバナンス
       --多国籍企業規制と食料主権を求めて

    第3章 地域ブランド(須田文明)
        --ふたつの真正性について
     1 ホンモノへの需要
     2 地域ブランドの実績と生産者への効果
     3 規格化と近接性
     4 食品の文化遺産化と地域振興

     第Ⅱ部 危機・安心・安全
    第4章 近代科学技術(大塚善樹)
        --科学的生命理解の視点から
     1 なぜ有機農業は遺伝子組換え技術を排除するのか
     2 機械論と生気論--生命思想の両極
     3 食と農の科学技術における機械論と生気論
     4 21世紀における生気論の意義について

    第5章 農薬開発(水野玲子)
        --ネオニコチノイド系農薬を事例として
     1 農薬の歴史--安全神話の形成と崩壊
     2 新農薬「ネオニコチノイド」の登場
     3 農薬の人体影響と予防原則

    第6章 畜  産(大山利男)
        --工業化・産業化の視点から
     1 現代の畜産システム
     2 アニマルウェルフェアをめぐって
     3 畜産経営の規模拡大とその影響
     4 放牧畜産とその可能性

    第7章 生ごみと堆肥(谷口吉光)
        --地域循環型農業の崩壊と再生
     1 生ごみを「燃えるごみ」として出す不思議
     2 ごみ処理のしくみ
     3 江戸時代の「有機物の地域内循環」
     4 近代化による「地域循環型農業」の崩壊
     5 地域循環型農業の再生に向けて
     6 物質循環,生命循環,社会のつながり

     第Ⅲ部 地域での実践活動
    第8章 ローカルな食と農(桝潟俊子)
     1 食と農をいかにつなぐか
     2 アメリカにおける有機農業の「産業化」の進展
     3 大地と人とのつながりの再構築
     4 日本における地域・「ローカル」への視座

    第9章 中山間地域(相川陽一)
        --生活の場から
     1 中山間地域から持続可能な暮らしと社会を考える
     2 中国山地の四季
     3 中山間地域とは
     4 地域資源を活かした暮らしの原像と崩壊
     5 過疎の時代を生き抜いてきた人々
     6 地域再生に向けた動き

    第10章 農の担い手(高橋 巌)
        --その多様なあり方
     1 「農」とその多様な担い手
     2 国が育成しようとする「担い手」
     3 高齢化が進む担い手の状況
     4 新規就農(新規参入)の状況と定年帰農の実態
     5 「就農」にかかる推移
     6 中高年への就農支援と若年層担い手確保の必要性
     7 担い手の「多様性」をどう考え,どう支援すべきか
     8 「多様な担い手対策」の強化

    第11章 農村における女性(靏理恵子)
        --エンパワーメントと価値の創造
     1 農村女性を取り巻く状況の変化
     2 農村女性起業の実際とその社会的意義
     3 いくつかの課題と今後の展望

    第12章 都市農村交流(青木辰司)
        --グリーン・ツーリズムを例に
      1 グリーン・ツーリズムとは?--観光との相違
      2 都市と農村の交流はなぜ必要か
      3 新たな段階の日本のグリーン・ツーリズム
      4 グリーン・ツーリズムは農村に何をもたらしたのか?
      5 フェアツーリズムの理念をグリーン・ツーリズムに

    終 章 食と農をつなぐ倫理を問い直す(秋津元輝)
      1 夕食に何を食べる?
      2 食消費行動の現代的特徴
      3 自給の思想と広がり
      4 実効的食農倫理に向けて

    あとがき
    索  引
    Column
     1 イギリス料理とフランス料理(立川雅司)
     2 フード・レジーム(記田路子)
     3 食と農を扱った映像作品(小口広太)
     4 種子の知的所有権と「農民の権利」(西川芳昭)
     5 農薬削減とネオニコチノイド系農薬との皮肉な関係(谷口吉光)
     6 集落ぐるみの有機農業--埼玉県比企郡小川町下里一区の取り組み(小口広太)
     7 在来作物と種子を受け継ぐ(江頭宏昌)
     8 女子からの農への挑戦状(土居洋平)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    桝潟 俊子(マスガタ トシコ)
    1947年東京都生まれ。1971年東京教育大学文学部社会学専攻卒業、博士(社会科学)。現在、淑徳大学コミュニティ政策学部教授

    谷口 吉光(タニグチ ヨシミツ)
    1956年東京都生まれ。1990年上智大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程修了、博士(農学)。現在、秋田県立大学地域連携・研究推進センター教授

    立川 雅司(タチカワ マサシ)
    1962年岐阜県生まれ。1985年東京大学大学院社会学研究科修士課程中退、博士(農学)。現在、茨城大学農学部教授
  • 出版社からのコメント

    食と農に関する理論を紹介するとともに、日本独自の実践や研究成果も紹介する教科書
  • 著者について

    桝潟 俊子 (マスガタ トシコ)
    *2014年3月現在 淑徳大学

    谷口 吉光 (タニグチ ヨシミツ)
    *2014年3月現在 秋田県立大学

    立川 雅司 (タチカワ マサシ)
    *2014年3月現在茨城大学農学部教授

食と農の社会学―生命と地域の視点から(MINERVA TEXT LIBRALY) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:桝潟 俊子(編著)/谷口 吉光(編著)/立川 雅司(編著)
発行年月日:2014/05/20
ISBN-10:4623070174
ISBN-13:9784623070176
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:307ページ
縦:21cm
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