雁渡り―照降町自身番書役日誌(角川文庫) [文庫]

雁渡り―照降町自身番書役日誌(角川文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  武家に生まれた生田三喜之輔は、理由あって名を捨て刀を捨て、心に拭いきれない深い疵を負って故郷の西国を出た。行き着いた先は日本橋北内神田の通称・照降町。町人の喜三次として生きる決心をした彼は、ここで自身番書役を務めながら、江戸の町に根を下ろす。身を寄せ合いながら家族のように助け合う、鉄火肌で情の深い照降町の人々。市井に生きる人間の喜怒哀楽を情感豊かに謳いあげる、傑作人情時代小説シリーズ第一弾！

• 内容（「BOOK」データベースより）

  雁渡り；あんちゃん；猫字屋；かへり梅雨；声

• 出版社からのコメント

  庶民の哀しみ、怒り、喜び、涙……心の襞にわけいる傑作人情時代小説！

• 内容紹介

  日本橋は照降町で自身番書役を務める喜三次が、理由あって武家を捨て町人として生きることを心に決めてから3年。下町に生きる庶民の人情や機微、暮らし向きを端正な筆致で描く、胸にしみる人情時代小説！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  今井 絵美子(イマイ エミコ)
  １９４５年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。２００３年「小日向源伍の終わらない夏」で第１０回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞。時代小説を精力的に発表している

雁渡り―照降町自身番書役日誌(角川文庫) [文庫] の商品スペック