ナモナキラクエン(角川文庫) [文庫]

ナモナキラクエン(角川文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「楽園の話を、聞いてくれないか」そう言いかけて、父さんは逝ってしまった。山、紫、水、明と名付けられた僕らきょうだいと、一通の手紙を遺して。僕たちの母親は、４人とも違う。手紙には、それぞれの母親について書いてあった。「必要があると考えるなら、会ってこい」なぜ父さんは、結婚離婚を繰り返し、僕ら「家族」を作ったのか。一夏の旅の果てに明らかになる真実とは…。鮮烈な結末が胸を打つ、ビタースイート家族小説。

• 出版社からのコメント

  東京バンドワゴン」の著者が描く、鮮烈な結末が胸を打つ家族ミステリー。

• 内容紹介

  「楽園の話を、聞いてくれないか」そう言って、父さんは死んでしまった。残された僕たち、山（サン）、紫（ユカリ）、水（スイ）、明（メイ）は、それぞれ母親が違う兄妹弟。父さんの言う「楽園」の謎とは････。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  小路 幸也(ショウジ ユキヤ)
  作家。北海道出身。広告制作会社を経て、メフィスト賞を受賞した『空を見上げる古い歌を口ずさむｐｕｌｐｔｏｗｎ　ｆｉｃｔｉｏｎ』（講談社）でデビュー

ナモナキラクエン(角川文庫) [文庫] の商品スペック