白熱講義 これからの日本に都市計画は必要ですか [単行本]

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白熱講義 これからの日本に都市計画は必要ですか [単行本]

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出版社:学芸出版社
販売開始日: 2014/05/26
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白熱講義 これからの日本に都市計画は必要ですか [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    1930年代生まれの都市プランナーと、70年代生まれの若手による、問いと議論の応酬。都市計画の現実、矛盾と展望。
  • 目次

    1部:講義編 日本の都市計画は何をしてきたのか

    ◎1章 近代都市計画とは何だったのか
    □1 近代都市計画を解釈する
    何を読むべきか?!
    都市計画は単なる技術ではない──日本人が書いた教科書の偏り
    近代都市計画を読み直す──三冊のテキスト
    近代都市計の解釈──ピーター・ホール『明日の都市(Cities of Tomorrow) 』を読む
    都市計画の起源──18世紀のスラム対策
    19世紀の都市拡張──社会、文化、政治、経済はどう対処したか
    20世紀、世界の都心に現れた高層ビル
    成熟期の反省──住民参加による「自助の都市」への注目
    それでも都市の拡張は続く──高速道路網の整備とスプロール
    □2 都市計画の反省
    1940年代の都市計画理論──量的な解析で都市はつくれるか
    計画論が見直された背景
    計画することで見えてきた問題
    市場と都市計画──1980年代レーガン・サッチャーリズム
    変わらぬ下層階級都市──スラム、そして色あせた都市
    近代都市計画史を私たちはどう解釈するか
    日本の近代──村落共同体の破壊と無縁社会の発生
    都市空間の整備とコミュニティ
    日本人のルーツ──都市居住か、郊外居住か
    □3 グローバル化の再考
    グローバル化した世界の都市3類型
    グローバル化に対する7つの疑問
    地域による「民主主義」の違い
    日本的な公共性、民主主義の模索
    新しい経済価値は根付くか──交換価値と使用価値

    ◎2章 3.11で何が変わるのか 
    □1 現代都市計画の転機
    1933年、1973年、そして2013年
    21世紀の新しいハビタットのパターン
    1970年代からの近代の問い直しはどこで挫折したのか
    □2 震災を契機に価値観の転換はなされるか
    エネルギー問題を真剣に問い直せるか
    過疎地、漁村の復興問題
    農林業を自然立地的土地利用へ切り替えられるか
    都市計画は安全をどこまでサポートするのか
    産業構造と人口の問題
    リスクヘッジから国土を考えなおす
    経験のない世代に復興が担えるのか

    ◎3章 今、私たちの引き受けるべき課題は何か?
    □1 更地から始まった近代、都市が既にある現代
    タブラ・ラサ(更地)を“善”とした近代
    日本の不完全な設計主義
    マスタープランは機能したのか
    官僚組織の構造が抱えるジレンマ
    土地所有の構造が抱えるジレンマ
    □2 都市へのモチベーションが見出し難い現代
    マーケットの圧力とどう戦うか
    設計主義の実験──埋立地にできた幕張ベイタウン
    人はどちらを選ぶのか──都市の快適性と大型SCの快適性
    設計主義の実験──監理された都市シンガポール
    人は自分の住環境に手を加える動物
    3.11 後の構造をどう読み、何をするか
    次世代都市計画の課題

    2部:演習編 蓑原先生、これからの日本に都市計画は必要ですか?    
    ◎問1 都市計画にマスタープランは必要ですか?(姥浦道生)
    □問い
    日本と外国のマスタープラン
    マスタープランの歴史
    ビジョンとして、或いは評価ツールとして
    日本のマスタープランは空間的総合調整ツールになり得るか
    □議論
    日本におけるマスタープラン「的」なものの系譜
    日本人は空間の秩序を求めているのか?
    近代都市計画にとってのマスタープランを振り返る
    1968年都市計画法制定時の実状
    都市を包括的に捉える視点はずっと欠けていた
    共有するビジョンの不在
    マスタープランが調整機能を有するためには
    実行する担い手
    防災を手掛かりにしたマスタープランの計画

    ◎問2 都市はなぜ面で計画するのですか?(藤村龍至)
    □問い
    2000年代以降の新しい傾向1:都市のような巨大建築の出現
    2000年以降の新しい傾向2: 集合知という設計のイメージ
    孵化過程・海市:炎上
    多様かつ構築的な計画:使用者と設計者の双方の暴走を抑止する
    模型性─コミュニケーションの可視性と双方向性
    都市設計の模型性をどう担保するか
    学校施設をコアにした公共建築マネジメントの可能性
    点の集合が都市空間像を描く
    蓑原先生、街は要るのでしょうか?
    □議論
    資本の論理だけ考えれば「街」は要らない
    施設配置とそれを補完する小さなモビリティ
    設計手法が生み出す多様性
    社会はいろんなかたちで「収れん」されている
    人口減少している社会が「街」の意味を考えるべき

    ◎問3 コンパクトシティは暮らしやすいまちになりますか?(野澤千絵)
    □問い
    固定観念としてのコンパクトシティ信仰
    現実のライフスタイル──郊外型SCとネット通販への依存
    コンパクトシティの実現手法を持たない都市計画
    むしろネットワーク志向の都市計画、法制度へ
    □議論
    郊外から都市へ移れば、どんな幸せな生活が待っているのか
    公共サービスのない郊外に住み続けられるか
    それでも郊外住宅地は拡がる?
    市場ではなく福祉誘導型の判断基準を持てるか
    施設整備の積み重ねで全体をコントロールできないか
    次世代に引き継げるものを探す

    ◎問4 都市はどのように縮小していくのでしょうか?(饗庭伸)
    □問い
    市場の発達を前提にした、近代都市計画の体系
    従来からの課題
    現実の都市はスプロール的に拡大し、スポンジ的に縮小する
    地方都市における縮小の実践──「空き屋活用まちづくり計画」
    脱市場化に都市計画は応えられるか
    □議論
    中心市街地は捨てられつつある
    集中という理念、分散する街の現実
    現実の空間はランダムに変わる
    そして縮小していく不動産市場
    それでも都市開発事業はあり得るのか?
    市場と政府の再デザイン

    ◎問5 都市計画は人と自然の関係性から出発しなくて良いのでしょうか?(村上暁信)
    □問い
    過剰なインフラと自然災害
    「土地を読む力」の劣化
    地域の環境特性を生かせないエネルギーシステム
    人口減少時代の土地管理
    ランドスケープ・アーバニズム~人と自然の関わりから考える~
    □議論
    ランドスケープを軸にしたマスタープランの実効性
    誰がそのマスタープランを描けるのか?
    土地利用(Fプラン)と環境保全(Lプラン)の対立~ドイツの場合~
    都市開発と環境保全の対立~日本の場合~
    市民参加の有効性、産業化の可能性

    ◎問6 都市の将来像を描くことは可能ですか?(日埜直彦)
    □問い
    将来像を描くことの限界
    将来のための計画ではなく、現在のための計画
    シミュレーションの現代的可能性
    現在のための計画の意義
    □議論
    都市の将来シミュレーション
    空間の可視化は合意形成の質を高める
    シミュレーションの実効性
    シミュレーション結果をどう描くか
    遠い未来ではなく、近い未来を描くツール
    従来の都市計画もシミュレーションは行ってきた
    惰性的なルールより、多様な価値を勘定に入れたシミュレーションを!
    担い手は誰か

    ◎問7 都市計画は「時間」にどう向き合っていくのでしょうか?(中島直人)
    □問い
    変わりゆく都市計画と「過去」
    補助線としての「過去」
    生活環境としての「過去」
    そろそろ文化としての都市計画を語りませんか。
    □議論
    技術・コストと都市文化のせめぎあい
    空き地になった土地に意味は残るのか?
    外からの文化移転を時間に取り込む
    都市の多様性を担保する「時間」の役割
    文化としての都市計画を支えるメディア・技術とは?
    ドイツにおける都市計画家、都市計画部局の位置づけ
  • 出版社からのコメント

    日本の都市計画は何をしてきたのですか? 近代都市計画とは? 都市計画の現実、矛盾と展望を明らかにした現役世代に訴える一冊。
  • 内容紹介

    日本の都市計画は何をしてきたのですか?近代都市計画とは何だったのですか?3.11で何が変わるのですか?今、私たちが引き受ける課題は何ですか?1930年代生まれのベテラン都市プランナーへ、1970年代生まれの若手が投げかける、差し迫った問いと議論の応酬。都市計画の現実、矛盾と展望を明らかにした現役世代に訴える一冊。
  • 著者について

    蓑原 敬 (ミノハラ ケイ)
    蓑原 敬/1933年生まれ、都市プランナー

    藤村 龍至 (フジムラ リュウジ)
    藤村龍至/1976年生まれ、建築家。東洋大学理工学部建築学科専任講師

    饗庭 伸 (アイバ シン)
    饗庭伸/1971年生まれ、首都大学東京大学院都市環境科学研究科 都市システム科学域 准教授

白熱講義 これからの日本に都市計画は必要ですか [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:学芸出版社 ※出版地:京都
著者名:蓑原 敬(著)/饗庭 伸(著)/姥浦 道生(著)/中島 直人(著)/野澤 千絵(著)/日埜 直彦(著)/藤村 龍至(著)/村上 暁信(著)
発行年月日:2014/06/01
ISBN-10:4761525711
ISBN-13:9784761525712
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:建築
言語:日本語
ページ数:255ページ
縦:19cm
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