入会・入会権とローカルコモンズ [単行本]

入会・入会権とローカルコモンズ [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  入会研究の第一人者が、国際版ＣＯＭＭＯＮＳ　ＯＦ　ＪＡＰＡＮに手を加え、入会の実証と理論を集成し、入会権とローカル・コモンズ論を問い正す。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  １　入会と入会権（入会
  入会権
  入会権・補足
  徳川時代における入会）
  ２　入会のケイス・スタディ（財団法人の所有の入会（長野県山ノ内町・沓野部落の入会）
  神社の所有と入会（山梨県山中湖村・山中部落の入会））
  ３　山中部落入会慣行座談会（山梨県山中湖村山中）
  ４　入会とコモンズ（入会とローカル・コモンズ
  「コモンズ」論と法社会学の入会権論）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  北條 浩(ホウジョウ ヒロシ)
  東京市神田に生れる。千葉敬愛短期大学講師。徳川林政史研究所主任研究員、同客員研究員。帝京大学法学部教授、同大学院法学研究科教授、同文学部教授、アメリカ・ヴァージニア州立ジョージメイスン大学客員教授等を歴任

• 内容紹介

  コモンズ研究のフィールドワークの多くは入会に関係する。したがって、コモンズ研究においては、その学祭的研究のいかんにかかわりなく、これまでは法社会学において行ってきた入会権研究の理論と実証をどう批判的に理解しなければならないかは重要課題である。川島武宜・渡辺洋三氏の入会研究は理論と判決研究ならびに実態調査の上に立つもっとも精度の高いものである。しかも、この実態調査には紛争、裁判に直接関係する実践的解明が行われているいとってから、コモンズ研究者にとって、これを理解と克服は容易なことではないであろう。

入会・入会権とローカルコモンズ [単行本] の商品スペック