現代環境思想論―"環境社会"から"緑の社会"へ [単行本]
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現代環境思想論―"環境社会"から"緑の社会"へ [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2014/06/05
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現代環境思想論―"環境社会"から"緑の社会"へ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    今日の環境問題の根本的原因が生態学的合理性よりも経済的合理性を重視する近代産業社会とそのイデオロギーである産業主義思想にあると捉え、産業革命以降の近代西欧先進国における近代産業社会の多様な思想を批判的に検討。現代環境思想が環境危機を克服していくための社会制度変革へと結実していく役割を担っていることを多角的に探ることによって、新しい環境社会としての“緑の社会”への展望を理論的に考察した。
  • 目次

    推薦のことば
     (松下和夫/A. モル/R. エッカースレイ)
    Summary
    序 文 「現代環境思想」とは何か
        --地球環境危機と環境思想の役割

    第1章 環境問題と思想の役割
        --思想的アプローチへの視点と位置
     1 環境思想の歴史的変容と現代的位置
     2 「思想」とは何か
     3 環境思想の意味と役割:思想的アプロ-チの意義と有効性

    第2章 近代産業社会の登場と社会的影響
        --自然破壊と「大量生産-大量消費」型の近代産業社会の誕生
     1 産業革命の功罪:「社会発展思想」の影響と課題
     2 近代化と初期産業社会の役割:初期産業主義思想としての「競争原理」と「優勝劣敗」
     3 産業社会のシステム化と中期産業社会の登場:「フォーディズム」と「脱フォーディズム」の世界
     4 中期産業主義思想の展開
     5 近代産業社会の高度化と後期産業社会への発展

    第3章 近代産業社会とそのディレンマ
        --「経済開発」か、「環境保護」か
     1 「ヘッチヘッチ論争」とは何か:「環境保全主義思想」と「環境保存主義思想」の対立
     2 「成長の限界」論と環境問題への影響:「批判」と「対応」

    第4章 「環境思想」の出現と変容
        --対抗思想としての環境思想
     1 「環境思想」の歴史的展開:生成と変容
     2 初期環境思想⑴:伝統的環境思想の浸透(18~19世紀)
     3 初期環境思想⑵:近代環境思想の登場(19~20世紀)
     4 中期環境思想⑴:現代環境主義思想の萌芽(1960~1970年代)
     5 中期環境思想⑵:ラディカル環境主義思想の出現(1970~1980年代)
     6 後期環境思想⑴:環境主義思想の政治化(1980~1990年代)
     7 後期環境思想⑵:環境主義思想の緑化(1990~2000年代)
     8 後期環境思想⑶:制度変革のための環境思想への転換--「環境思想」から「緑の思想」へ(2000年以降)

    第5章 「現代環境思想」の五つの潮流
        --視点・考え方・課題
     1 「環境思想」の現代的な視点と潮流
     2 「人間と自然との関係」を変革していくための思想⑴:「ディープ・エコロジー」論の視点・考え方・課題
     3 「人間と自然との関係」を変革していくための思想⑵:「自然の権利」論の視点・考え方・課題
     4 「人間と自然との関係」を変革していくための思想⑶:「環境的正義」論の視点・考え方・課題
     5 産業主義思想のエコロジー化:「持続可能な発展(開発)」論と「エコロジー的近代化」論
     6 社会制度を変革していくための思想:「ラディカル・エコロジー」論の視点・考え方・課題

    第6章 「現代環境思想論」の視点と考え方
     1 「現代環境思想論」の視点と方向性
     2 「環境政治思想」の視点と考え方:政治思想のエコロジー化
     3 「環境経済思想」の視点と考え方:経済思想のエコロジー化
     4 「環境文化思想」とは何か:文化のエコロジー化
     5 「環境法思想」の視点と考え方:「自然の権利」の役割
     6 「環境政策思想」の視点と考え方:政策のエコロジー化

    第7章 「現代環境思想論」の位置と方向性
     1 環境思想の源泉と位置
     2 転換期の環境思想への視点と課題:現代環境思想の構成要素と考え方
     3 現代環境思想の位相と方向性
     4 「持続可能な社会」への政策転換(事例研究):スウェーデンにみる「緑の福祉国家」への視点と戦略

    第8章 〈エコロジー的に持続可能な社会〉のための国家構想
        --「緑の国家」論の視点・思想・方法論
     1 〈エコロジー的に持続可能な社会〉への視点と方向性
     2 「緑の国家」論の思想的構想:緑の政治思想の萌芽
     3 「緑の国家」論の制度的構想:視点と考え方

    終わりにかえて--現代環境思想のゆくえ
    引用・参考文献一覧
    あとがき
    人名索引
    事項索引
  • 出版社からのコメント

    これまでの環境思想研究に斬新、かつ、社会変革的な新しい展望を明示した研究成果
  • 著者について

    松野 弘 (マツノ ヒロシ)
    *2014年5月現在千葉商科大学人間社会学部教授/大学院政策情報学研究科教授

現代環境思想論―"環境社会"から"緑の社会"へ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:松野 弘(著)
発行年月日:2014/06/05
ISBN-10:4623067513
ISBN-13:9784623067510
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:287ページ
縦:22cm
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