「言海」を読む―ことばの海と明治の日本語(角川選書) [全集叢書]

販売休止中です

    • 「言海」を読む―ことばの海と明治の日本語(角川選書) [全集叢書]

    • ¥1,65050 ゴールドポイント(3%還元)
100000009002123710

「言海」を読む―ことばの海と明治の日本語(角川選書) [全集叢書]

価格:¥1,650(税込)
ゴールドポイント:50 ゴールドポイント(3%還元)(¥50相当)
フォーマット:
日本全国配達料金無料
出版社:角川書店
販売開始日: 2014/06/25
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

「言海」を読む―ことばの海と明治の日本語(角川選書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    明治24年に完成した『言海』は、日本初の近代的国語辞典といわれる。五十音順の配列を採り入れたことでも知られ、漢語と和語とに使う活字を変えるなど、細部にわたって編纂者・大槻文彦のこだわりがみられる。大槻は、何を目指していたのか。『言海』に収録されたことばと夏目漱石、北原白秋らの文学作品を対照しながら、“日本普通語ノ辞書”『言海』の魅力と明治の日本語の姿を活き活きと描き出す。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 大槻文彦と『言海』
    第2章 『言海』の特徴
    第3章 見出し項目と語釈から『言海』をよむ
    第4章 明治の日本語と『言海』
    第5章 『言海』をライバル視した山田美妙『日本大辞書』
    終章 『言海』の評価
  • 出版社からのコメント

    日本初の国語辞典『言海』の真価と功績を明らかにする
  • 内容紹介

    〈目次〉
    序章
        漱石の日本語
        明治期の日本語を理解するために
        『言海』歓声の祝宴

    第一章 大槻文彦と『言海』
        草の葉に積もった露が言葉の海となる
        始まりは英和対訳辞書だった
        「かなのとも」結成
        『言海』ができるまで
        トラブル続きの難事業

    第二章 『言海』の特徴
        いろは順から五十音順へ
        『言海』が掲げる五つのポイント─ 発音を表示する
        促音・拗音なども明示
        語源について
        和語と漢語との差別化─活字を使い分ける
        漢語を和語で説明している見出し項目
        『言海が見出し項目とした語
        包括的な「日本普通語の辞書」
        稿本『言海』との対照─大幅に削られた漢語
        削除された見出し項目

    第三章 見出し項目と語釈から『言海』をよむ
        大槻文彦の「古語」
        「古語」と漢用字
        明治二十四年の「俗語」
        少ない外来語
        『吾輩ハ猫デアル』の外来語
        「~ニ同ジ」とある見出し項目
        見出し項目が漢語の場合
        語釈にみられる振仮名の機能
        語釈に使われている漢語

    第四章 明治の日本語と『言海』
        明治における「語の一般的な書き方」
        森鴎外『舞姫』の場合
        「概略」は「ガイリャク」か?
        「ヒゴロ」をどう書くか
        「交際」は「コウサイ」か、「ツキアイ」か
        北原白秋は「言海」をみていたか?──『邪宗門』の表記
        『雑字類編』という辞書
        詩的言語における表記の位置づけ
        三点リーダを幾つ並べるか?
        暗と闇
        『言海』から窺われる和語と漢語との結びつき
        語釈の「堂々巡り」
        漢語の類義語のゆくえ

    第五章 『言海』をライバル視した山田美妙『日本大辞書』
        山田美妙の『日本大辞書』概観
        『言海』をライバル視
        『日本大辞書』は『言海』のイミテーションか
        振仮名の機能
        文専用・言専用
        『言海』と『日本大辞書』─古語・癈語について
        方言・俚語について
    終章 『言海』の評価
        参考文献
        あとがき

    図書館選書
    日本初の近代的辞書と言われる『言海』は、明治期の日本語を映し出す鏡の役割を持っていた。編纂者・大槻文彦が凝らした配列や表記、語彙選別の苦労を丹念に読み解きながら、『言海』の真価を明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    今野 真二(コンノ シンジ)
    1958年、神奈川県生まれ。1986年、早稲田大学大学院博士課程後期退学。高知大学助教授を経て、清泉女子大学文学部日本語日本文学科教授。専攻は日本語学。著書は『仮名表記論攷』(清文堂出版、第30回金田一京助博士記念賞受賞)など
  • 著者について

    今野 真二 (コンノ シンジ)
    1958年神奈川県生まれ。1986年早稲田大学大学院博士課程後期退学。高知大学助教授を経て、現在、清泉女子大学教授。専攻は日本語学。著書に『仮名表記論攷』(清文堂出版、第30回金田一京助博士記念賞受賞)、『振仮名の歴史』(集英社新書)、『百年前の日本語』(岩波新書)『正書法のない日本語』(岩波書店)などがある。

「言海」を読む―ことばの海と明治の日本語(角川選書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:KADOKAWA
著者名:今野 真二(著)
発行年月日:2014/06/25
ISBN-10:4047035424
ISBN-13:9784047035423
判型:B6
発売社名:KADOKAWA
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:日本語
言語:日本語
ページ数:190ページ
縦:19cm
他の角川書店の書籍を探す

    角川書店 「言海」を読む―ことばの海と明治の日本語(角川選書) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!