競合する家族モデル論(変容する親密圏・公共圏〈9〉) [全集叢書]
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競合する家族モデル論(変容する親密圏・公共圏〈9〉) [全集叢書]

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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2014/07/10
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競合する家族モデル論(変容する親密圏・公共圏〈9〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    80年代以降、家族モデルは個人化への道を進むが、このパラダイム転換にはさまざまな相が存在する。家族変動が複雑で、かつ市場主義と社会主義が現実に併存する“非西欧の文化圏”を検討しながら、近代家族の多様性について考える。
  • 目次

    はじめに

    第1章 家族の比較研究に潜在する可能性をめぐって_
     1.ナショナル・アイデンティティと家族
     2.ミクロ・レベルでの人間関係の変容(1980年代以降)
     3.クーンの「パラダイム転換」論と家族社会学
     4.非西欧文化圏と家族社会学
    第2章 本書における概念の定義と分析枠組み_
     1.概念の定義
     2.本書における分析枠組み
       2―1. 分析の対象
       2―2. 分析の方法
    第3章 _社会主義期からポスト社会主義期へ転換するハンガリー_
     1.価値の転換期における社会政治問題
     2.社会主義期に形成されたハンガリーの家族社会学研究の現状
     3.ハンガリーにおける家族社会学のテキストの現状
     4._社会主義期におけるマルクス主義的「家族モデル」形成の可能性
       4―1. 選択したテキストの基本データ
       4―2. 選択したテキストに表象される家族モデル
     5.脱マルクス主義期における「家族モデル」形成の可能性
       5―1. 選択したテキストの基本データ
       5―2. 選択したテキストに表象される家族モデル
     6.まとめ―美化された過去像への囚われ
    第4章 閉鎖的社会から開放的社会へ歩みつつある中国_
     1._中国社会の開放化・国際化に伴うイデオロギー的資源の多様化
     2.中国における社会学研究とイデオロギー的資源の多様化
     3.中国における家族社会学研究の現状と主要なテキスト
     4.「改革開放」直後における家族社会学テキスト
       4―1. 選択したテキストの基本データ
       4―2. 選択したテキストに表象される家族モデル
     5.グローバル化に挑戦する家族社会学テキスト
       5―1. 選択したテキストの基本データ
       5―2. 選択したテキストに表象される家族モデル
     6.まとめ―家族主義と個人主義との板ばさみ
    第5章 伝統文化とアメリカ文化との葛藤に陥った台湾_
     1.急激な経済発展を伴った「思想の真空」
     2._戦前の「伝統」の失墜・米国への依存から自律しつつある台湾の社会学
     3.台湾における家族社会学研究の現状と主要なテキスト
     4.政治体制変化の直後における家族社会学テキスト
       4―1. 選択したテキストの基本データ
       4―2. 選択したテキストに表象される家族モデル
     5.21世紀初期の台湾における家族社会学のテキスト
       5―1. 選択したテキストの基本データ
       5―2. 選択したテキストに表象される家族モデル
     6.まとめ―伝統文化と西欧文化の融合に向けて
    第6章 脱亜から入亜へ転換する日本_
     1.戦後日本の経済的黄金時代:見かけ上の価値の安定性?
     2.戦後日本における家族社会学研究の現状
     3.日本における主要な家族社会学テキスト(概要)
     4.近代日本家族の集団性を主張する家族社会学テキスト
       4―1. 選択したテキストの基本データ
       4―2. 選択したテキストに表象される家族モデル
     5.近代日本家族の集団性から脱却する家族社会学テキスト
       5―1. 選択したテキストの基本データ
       5―2. 選択したテキストに表象される家族モデル
     6.まとめ―家族主義からの「解放」
    第7章 家族社会学の多様性
     1.家族社会学のテキストから読み取れる4つの物語
       1―1. _社会主義近代化およびその揺らぎにおける「モデル作成」問題
       1―2. _非西欧的資本主義近代化およびその揺らぎにおける「モデル作成」問題
     2.パラダイム転換がおきた日本と概念上の不一致
       2―1. パラダイム転換がおきた日本
       2―2. 概念の不一致
    第8章 「競合する家族モデル」論の構築
     1.1980年代以降におけるテキスト作成の発展:4つのタイプ
     2.アイデンティティとしての家族
       2―1. イデオロギー的資源の絶対性・相対性をめぐって
       2―2. モデル作成の道・モデルの「均質性・異質性」問題
       2―3. 民主化言説の媒介的性格
       2―4. アイデンティティとしての家族
     3.「競合する家族モデル」論の要点
     4.家族社会学におけるパラダイム転換と今後の展望

    参考文献
    付録 テキストの内容(要約)_
    1.L. チェソンバティ(ハンガリー)
    2.P. バンラキ(ハンガリー)
    3.巫昌禎(中国)
    4.潘允康(中国)
    5.高淑貴(台湾)
    6.蔡文輝(台湾)
    7.森岡清美・望月嵩(日本)
    8.目黒依子(日本)

    謝 辞
    索引(人名・事項)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ティボル,ライカイ・ジョンボル(ティボル,ライカイジョンボル/Tibor,Rajkai Zsombor)
    立命館大学国際関係学部准教授。京都大学大学院文学研究科行動文化学専攻博士学位取得。専門領域:家族社会学
  • 内容紹介

    80年代以降,家族モデルは個人化への道を進むが,このパラダイム転換にはさまざまな相が存在する。家族変動が複雑で,かつ市場主義と社会主義が現実に併存する【非西欧の文化圏】を検討しながら,近代家族の多様性について考える。
  • 著者について

    ライカイ・ジョンボル・ティボル (ライカイ ジョンボル ティボル)
    立命館大学国際関係学部准教授。京都大学大学院文学研究科行動文化学専攻博士学位取得。専門領域:家族社 会学。主な著作:「『空虚な個人化』と家族の連帯―構造・体制変動を経験したハン ガリー」(『ソシオロジ』160, 2007 年)。Frontiers and boundaries: Encounters on China’s margins. Asiatische Forschungen No. 156. Wiesbaden: Harrassowitz Verlag, 2012, co-edited with Ildikó Bellér-Hann.Family and social change in socialist and post-socialist societies: Change and continuity in Eastern Europe and East Asia. editor. Brill, forthcoming.

競合する家族モデル論(変容する親密圏・公共圏〈9〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会 ※出版地:京都
著者名:ライカイ・ジョンボル ティボル(著)
発行年月日:2014/07/10
ISBN-10:4876983933
ISBN-13:9784876983933
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:309ページ
縦:22cm
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