可愛い黒い幽霊―宮沢賢治怪異小品集(平凡社ライブラリー) [全集叢書]

可愛い黒い幽霊―宮沢賢治怪異小品集(平凡社ライブラリー) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  宮沢賢治の“常識”を覆す、幻視と恐怖と強迫観念に満ちた文豪小品シリーズ、第三弾。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  １　幽霊の章（うろこ雲；女　ほか）；２　幻視の章（黄いろのトマト；畑のへり　ほか）；３　鬼言の章（一〇六七　鬼言　四；三八三　鬼言（幻聴）　ほか）；４　物怪の章（月夜のでんしんばしら；ざしき童子のはなし　ほか）；５　魔処の章（地主；五二〇　地蔵堂の五本の巨杉が　ほか）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  宮沢 賢治(ミヤザワ ケンジ)
  １８９６年、岩手県花巻市生まれ。県立盛岡中学校への進学以前より鉱物・植物の採集に熱中する。そのかたわら、短歌制作に励み、また宗教にも親しんだ。盛岡高等農林学校に進学、卒業後は、農業指導と創作を両立させる日々を送る。１９２４年、心象スケッチ『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を刊行、生前に出版された著作物はこの２点のみだった。１９２８年、農業指導に奔走する中で急性肺炎を発病、１９３３年没
  
  東 雅夫(ヒガシ マサオ)
  １９５８年、神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学文学部卒業。「幻想文学」編集長を経て、アンソロジスト、文芸評論家となる。現在「幽」編集長。著書に『遠野物語と怪談の時代』（角川選書、第６４回日本推理作家協会賞受賞）ほかがある。また近年は児童書の監修も手掛け、ますます活躍の場を広げている

• 出版社からのコメント

  賢治作品の童話や詩の中から、とりわけ興趣深い物語の数々を選んで編む。『おばけずき』『百鬼園百物語』の続編となる第3弾。

可愛い黒い幽霊―宮沢賢治怪異小品集(平凡社ライブラリー) の商品スペック