知られざる文豪 直木三十五―病魔・借金・女性に苦しんだ「畸人」 [単行本]
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知られざる文豪 直木三十五―病魔・借金・女性に苦しんだ「畸人」 [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2014/07/15
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知られざる文豪 直木三十五―病魔・借金・女性に苦しんだ「畸人」 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    直木賞の「直木」とは誰なのか。代表作『南国太平記』を著した流行作家がいま蘇る…稀有な人物像と作品世界を徹底的に解明した本格的評伝。
  • 目次

    序 章 「知られざる文豪」への架橋
     1 不思議な社会現象--「知っているつもり」
     2 菊池寛への接近
     3 直木三十五の死亡直後の評価
     4 直木を「面白い時代小説50本」に入れない座談会
     5 「知られざる文豪」になっていった三つの理由
     6 直木は「当代の畸人」である--菊池寛
     7 芥川龍之介の小戯曲『直木三十五』
     8 直木への讃辞
     9 直木は「大衆文学」をどう考えていたか
     10 芥川賞は最高の賞ではない

     第Ⅰ部 幼年期から青年期へ
    第1章 直木三十五の生育地と出自
     1 両親は奈良山間部の出身だった
     2 生地--大阪・谷町六丁目付近

    第2章 大阪府立市岡中学(旧制)の時代
     1 市岡中学まで三里
     2 中学を卒業してから

    第3章 早稲田大学予科に入学、そして中退
     1 下宿にころがり込んできた佛子須磨子
     2 高師に転部、中退後の生活

     第Ⅱ部 社会の荒波に漕ぎ出す
    第4章 貧窮と就職難の中で
     1 木の実の誕生
     2 再び父に虚偽の手紙

    第5章 冬夏社に入社
     1 麹町三番町時代の始まり
     2 鷲尾雨工という男
     3 大晦日・債鬼たちの騒動
     4 第二の男・三上於菟吉

    第6章 『文藝春秋』の創刊
     1 歴史学者・植村清二という弟
     2 『文藝春秋』の創刊

     第Ⅲ部 直木の大阪時代
    第7章 文芸雑誌『苦楽』の創刊
     1 大阪に帰り、プラトン社に入社
     2 編集者としての自信
     3 新時代を意識
     4 直木が小説を書き始める

    第8章 随筆から短篇時代小説執筆へ
     1 作家としての活躍始まる
     2 処女作『槍の権三重帳子』
     3 『鍵屋の辻』から『勘平切腹』まで
     4 『川中島』の秀逸な表現性
     5 初期作品集『仇討十種』の序文

     第Ⅳ部 映画製作への進出
    第9章 映画製作に賭けた直木の野心
     1 牧野省三という人物との出会い
     2 「連合映画芸術家協会」設立を企図
     3 立花寛一という男

    第10章 「連合映画芸術家協会」の製作した19本の映画
     1 協会が作成したリスト
     2 「協会」第一作目は『月形半平太』
     3 「連合映画芸術家協会」を解散・撤退する

    第11章 東京に引き揚げる
     1 本郷「菊富士ホテル」を仮宿とする
     2 月形龍之介と組む

     第Ⅴ部 小説家として専念
    第12章 直木は以後、懸命に小説を書く
     1 本格的な執筆生活
     2 『由比根元大殺記』
     3 他人の作品の映画化に関わろうとする
     4 山本有三への手紙

    第13章 『南国太平記』
     1 直木三十五の代表作
     2 『南国太平記』のタネ本について
     3 幕末の薩摩藩史
     4 作品の梗概
     5 作品に対する評価

    第14章 昭和5、6年の直木
     1 手紙から考える
     2 時代は都市文化へと変化

    第15章 激しい病苦の中でも浪費はやめられぬ
     1 『踊子行状記』
     2 山本淡紅子への二通の手紙
     3 スタンヂ・サカエという女

     第Ⅵ部 二つの歴史小説に注目
    第16章 『楠木正成』と『足利尊氏』
     1 『楠木正成』
     2 『足利尊氏』

    第17章 原稿二重使用の発見とその検証
     1 両作品の「相似箇所」への驚き
     2 李下に正す
     3 改造社編集部の無責任
     4 直木の人生に処する「一手段」

     第Ⅶ部 故郷・大阪への回帰と終焉
    第18章 現代社会との格闘
     1 『青春行状記』
     2 「フアシズム宣言」と軍部への接近

    第19章 大阪を舞台とした作品
     1 故郷への思い
     2 『大阪物語』--浪速から大阪へ
     3 『大阪落城』
     4 『大塩平八郎』

    第20章 直木文学の到達点
     1 直木三十五の文学は「達者」だ
     2 終焉に向かう

    あとがきに代えて
    参考文献
    直木三十五略年譜
    人名・作品索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山崎 國紀(ヤマサキ クニノリ)
    1933年島根県益田市生まれ。1962年立命館大学大学院修士課程修了。現在、花園大学名誉教授。文学博士
  • 出版社からのコメント

    代表作『南国太平記』を著した流行作家がいま蘇る…稀有な人物像と作品世界を徹底的に解明した本格的評伝。
  • 著者について

    山崎 國紀 (ヤマサキ クニノリ)
    花園大学名誉教授

知られざる文豪 直木三十五―病魔・借金・女性に苦しんだ「畸人」 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:山崎 國紀(著)
発行年月日:2014/07/10
ISBN-10:4623070638
ISBN-13:9784623070633
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:402ページ ※394,8P
縦:20cm
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