コモンウェルスとは何か―ポスト帝国時代のソフトパワー(MINERVA西洋史ライブラリー〈102〉) [全集叢書]
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コモンウェルスとは何か―ポスト帝国時代のソフトパワー(MINERVA西洋史ライブラリー〈102〉) [全集叢書]

山本 正(編著)細川 道久(編著)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2014/07/10
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コモンウェルスとは何か―ポスト帝国時代のソフトパワー(MINERVA西洋史ライブラリー〈102〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    国際組織コモンウェルスの機能と役割―組織の変容や他地域との比較から分析し、ポスト帝国時代の世界史を捉え直す。
  • 目次

    序 章 ポスト帝国時代の国際秩序とコモンウェルス(山本 正・細川道久)
     1 いま、なぜコモンウェルスか
     2 コモンウェルス史研究の近況――帝国からコモンウェルスへ
     3 本書の構成

     第Ⅰ部 関係と比較の観点からみるコモンウェルス
    第1章 コモンウェルス概念の史的変遷(岩井 淳)
     1 15~16世紀の成立――「君主の統治する国」と重層的な共同体 
     2 17世紀の転換――「君主のいない国」と「プロテスタント国家」
     3 18世紀の解決――重層的な共同体論の継承と二者択一的政体論の回避
     4 19世紀末の拡大――海外への普及と社会主義 

    第2章 「家族」と「鬼子」(山本 正)  
        ――ブリティッシュ・コモンウェルスのなかの自治領アイルランド
     1 自治領アイルランド成立のいきさつ  
     2 アイルランドのコモンウェルスへの関与――コスグレーヴ政権期 
     3 コモンウェルス諸国のアイルランドへの対応――デ=ヴァレラ政権期

    第3章 「多人種コモンウェルス」への変容とカナダ(細川道久)
        ――インド自治問題と在加インド人移民問題
     1 インドの独立・コモンウェルス残留をめぐる協議とカナダ代表
     2 カナダとインド人移民問題
     3 移民排斥の緩和とインド自治問題への関与
       ――移民法改正とコモンウェルス市民権 

    第4章 兄弟よ、立ち入るなかれ(浜井祐三子)
        ――「多人種のコモンウェルス」とイギリスへの入移民
     1 コモンウェルスとイギリスへの入移民  
     2 労働党政権復帰とマウントバッテン使節団  
     3 1965年コモンウェルス首相会議  
     4 1960年代後半以降の展開

    第5章 ハプスブルク帝国とコモンウェルス(大津留厚)
        ――国籍論の比較を通じて
     1 「形容詞」国家の国籍論  
     2 国籍は離脱できるか 
     3 無国籍になること 
     4 オーストリアの本籍権 
     
    第6章 フランス版コモンウェルスとしてのフランコフォニー(平野千果子)
        ――その構想と形成
     1 サンゴールとフランコフォニー構想 
     2 ケベック州とフランコフォニー
     3 ACCTの創設とケベック州

     第Ⅱ部 コモンウェルスと政治・経済秩序
    第7章 コモンウェルスと委任統治(旦 祐介)
        ――20世紀はじめのグローバル化
     1 帝国からコモンウェルスへ  
     2 委任統治の原型
     3 コモンウェルスと委任統治 

    第8章 「ラウンド・テーブル」運動とコモンウェルス(松本佐保) 
        ――インド要因と人種問題を中心に
     1 「ラウンド・テーブル」運動研究の背景 
     2 「ラウンド・テーブル」運動の起源と発展  
     3 「チャタム・ハウス」始動とインド自治問題  
     4 「チャタム・ハウス」と「太平洋問題調査会」  
     5 極東問題への関与  
     6 移民・人種問題とアジア主義  

    第9章 国連とコモンウェルス(半澤朝彦)  
        ――「リベラル」な脱植民地化
     1 連盟とコモンウェルス
     2 リベラルな帝国変容モデル 
     3 国連発足と「秩序ある脱植民地化」政策 
     4 国連初期の反植民地主義 
     5 スエズ危機後の国連とコモンウェルス
     6 拡大するコモンウェルス

    第10章 20世紀中葉のコモンウェルス・ゲームズと国際秩序(川本真浩)
        ――スポーツ界につくられた「もうひとつのコモンウェルス」
     1 エンパイア・ゲームズの始まり
     2 エンパイア・ゲームズからコモンウェルス・ゲームズへ
     3 反アパルトヘイト運動としての大会ボイコット
     4 グレニーグルズ合意

    第11章 第二次世界大戦後イギリスの世界的役割とコモンウェルス(山口育人)
        ――インド洋地域の安全保障問題をめぐって
     1 「スエズ以東」撤退の見直し
     2 インド洋地域の安全保障問題とコモンウェルス
     3 ポスト「イギリス帝国の湖」

    第12章 アフリカン・コモンウェルス諸国の台頭(前川一郎)
        ――1969年アルーシャ協定をめぐる貿易外交を中心に
     1 EACの誕生と東アフリカ貿易
     2 アルーシャ協定の成立とEACへの譲歩  
     3 アルーシャ協定前後の東アフリカ貿易  
     4 アルーシャ協定に込められた関係諸国の思惑  

    あとがき/人名・事項索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山本 正(ヤマモト タダシ)
    1986年大阪大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得退学。2002年博士(文学)(大阪大学)。現在、大阪経済大学経済学部教授

    細川 道久(ホソカワ ミチヒサ)
    1988年東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。2005年博士(文学)(東京大学)。現在、鹿児島大学法文学部教授
  • 出版社からのコメント

    国際秩序の形成機能と、主権国家体制での役割を捉え直すとともに、他地域の類似例と比較し、多角的にコモンウェルスに切り込む。
  • 著者について

    山本 正 (ヤマモト タダシ)
    *2014年7月現在大阪経済大学経済学部教授

    細川 道久 (ホソカワ ミチヒサ)
    *2014年7月現在鹿児島大学法文学部教授

コモンウェルスとは何か―ポスト帝国時代のソフトパワー(MINERVA西洋史ライブラリー〈102〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:山本 正(編著)/細川 道久(編著)
発行年月日:2014/07/10
ISBN-10:4623070948
ISBN-13:9784623070947
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:321ページ ※315,6P
縦:22cm
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