怨霊・怪異・伊勢神宮 [単行本]
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怨霊・怪異・伊勢神宮 [単行本]

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出版社:思文閣出版
販売開始日: 2014/06/10
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怨霊・怪異・伊勢神宮 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    古代・中世社会で大きな意味をもち、社会の底流で歴史を動かしてきた怨霊・怪異。早良親王・菅原道真・崇徳院などの怨霊や、様々に記録・伝承される怪異など、その諸相を歴史的に跡づける。さらには親鸞や伊勢神宮といった、神と仏をめぐる領域をも射程に入れて集大成する。
  • 目次

    第一部 怨霊

    第1章 怨霊の思想
    一 早良親王の怨霊への対応
    二 仏教からの怨霊への理解
    三 怨霊思想と死刑停止

    第2章 怨霊への対処─早良親王の場合を中心として─
    一 儒教的対応
    二 神社での祈祷
    三 名誉回復と墓の整備
    四 仏教的対応
    五 陵寺の建立

    第3章 怨霊から神へ─菅原道真の神格化─
    一 藤原広嗣と松浦廟
    二 御霊神社と御霊会
    三 道真怨霊の誕生
    四 二つの託宣と北野宮の創建
    五 承平・天慶の乱後の神祇

    第4章 怨霊─『今昔物語集』の事例を中心に─
    一 『今昔物語集』巻二十七の構想
    二 「公」と霊
    三 「武」と霊
    四 生霊のあり方
    五 国家的「怨霊」への対応
    六 民衆レベルでの怨霊への対応

    第5章 源頼朝の怨霊観
    一 頼朝の死
    二 崇徳院の鎮魂
    三 源義朝・平氏の鎮魂
    四 奥州藤原氏の鎮魂

    第6章 讃岐国における崇徳院伝説の展開
    一 半井本『保元物語』にみる崇徳院の配流先
    二 崇徳院配流先の諸本による異動
    三 直島に残る崇徳院伝説
    四 崇徳院と三宅氏
    五 板出周辺の崇徳院伝説

    第7章 怨霊と怨親平等との間
    一 怨霊思想の変遷
    二 霊魂の顕彰
    三 慰霊の系譜

    第二部 怪異

    第8章 鎌倉時代の怪異
    一 朝廷周辺の怪異
    二 幕府周辺の怪異
    三 戦乱と怪異
    四 怪異の否定

    第9章 平家物語・保元物語・平治物語の「怪異」
    一 将軍塚鳴動
    二 鳩の怪異
    三 自然災害

    第10章 怪異と穢との間─寛喜二年石清水八幡宮落骨事件─
    一 事件の発生
    二 仗議
    三 軒廊御卜
    四 五体不具の穢
    五 むすびにかえて─事件のその後─

    第11章 親鸞における神と鬼神
    一 神祇不拝と諸神護念
    二 親鸞の鬼神認識

    第12章 穢と不浄をめぐる神と仏
    一 清浄を尊ぶ神と仏
    二 『今昔物語集』に見る「穢」
    二 慈悲行を優先する神
    三 浄土教における不浄認識

    第三部 伊勢神宮

    第13章 伊勢神宮の中世的意義
    一 古代伊勢神宮における仏教の影響
    二 伊勢神道における仏教理解
    三 僧尼の伊勢参宮

    第14章 中世伊勢国における仏教の展開と都市
    一 『時宗過去帳』の分析
    二 遊行上人廻国記事からの分析
    三 律衆の展開

    第15章 院政期の伊勢神宮と斎宮─怪異をめぐっての比較─
    一 建久九年の仮殿遷宮と怪異
    二 斎宮をめぐる事件

    第16章 室町時代伊勢神宮の怪異
    一 心御柱の違例
    二 怪異の連鎖
    三 怪異とその対処

    第17章 足利義持の伊勢参宮
    一 足利将軍の参宮
    二 義持参宮の特徴
    三 参宮の実際─京から伊勢国へ─
    四 伊勢参宮─宮川を越えて─

    第18章 国阿上人の見た伊勢
    一 熊野
    二 伊勢神宮
    三 山田

    第19章 室町時代の災害と伊勢神宮
    一 怪異・災害と遷宮
    二 十五世紀中葉の神宮と災害
    三 明応地震における伊勢国の被害状況
    四 明応地震の際の伊勢神宮の対応
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山田 雄司(ヤマダ ユウジ)
    1967年静岡県生まれ。1991年京都大学文学部卒業。1998年筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了・博士(学術)。現在三重大学人文学部教授
  • 内容紹介

    古代・中世社会に大きな意味を持ち、社会の底流で歴史を動かしてきた怨霊・怪異。早良親王・天神・崇徳院などの怨霊や、様々に記録・伝承される怪異など、その諸相を歴史的に跡付ける。さらには親鸞や伊勢神宮といった、神と仏をめぐる領域をも射程に入れて集大成する。
  • 著者について

    山田 雄司 (ヤマダ ユウジ)
    1967年静岡県生。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。三重大学人文学部教授。主な著書に『崇徳院怨霊の研究』(思文閣出版,2001年)『跋扈する怨霊』(吉川弘文館,2007年).

怨霊・怪異・伊勢神宮 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:思文閣出版 ※出版地:京都
著者名:山田 雄司(著)
発行年月日:2014/06/10
ISBN-10:4784217479
ISBN-13:9784784217472
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:432ページ ※407,25P
縦:22cm
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