文学とは何か(角川ソフィア文庫) [文庫]
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文学とは何か(角川ソフィア文庫) [文庫]

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出版社:KADOKAWA
販売開始日: 2014/07/25
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文学とは何か(角川ソフィア文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    文学とは何かという問いに、若き著者が果敢に挑んだ日本文化論。該博な知識を駆使し、古代と現代を縦横に行き来する思考法によって、詩と散文のちがい、小説家の意識、日本と西欧における美の本質にまで思索を広げる。後年の大著『日本文学史序説』へ続く初期著作。
  • 目次

    新版の序

    文学とは何であるか
    一 客観的な方法
    文学と非文学
    文芸学の根拠
    時代と史家による評価のちがい
    二 作家の体験
    文学とは作家の体験を語るもの
    科学的体験
    文学的体験
    体験の文学的価値
    文学と人生
    三 言葉による表現
    文学的表現の素材
    言葉の意味と響き
    詩と散文のちがい
    言葉の意味と散文の世界
    四 文学の前提
    特殊と普遍
    世界と人間
    美とは何か、人間とは何か

    何が美しいかということ
    一 美の感じ方のちがい
    人と時と場所によるちがい
    美の発見者
    不易な美
    美学と美術史
    二 日本的な美しさ
    東京と京都
    日本の庭
    自然の調和
    幾何学的構造
    時間的な要素
    季節の変化
    西洋の庭
    閉ざされた世界
    庭と建物
    象徴主義
    視線の方向
    三 現代風俗
    ブギウギについて
    自由な精神
    何が美しいかということ

    何が人間的であるかということ
    一 人間的ということ
    引揚者について
    人情と人間的
    人情と友愛
    二 文化と文明
    文化とは何か
    文明とは何か
    三 人間の自由
    医者と看護婦
    「人間として未完成な人たち」
    人間の自由について

    詩について
    一 純粋詩について
    辞書にはどう規定しているか
    詩と散文とのちがい
    純粋詩
    象徴主義
    詩をめぐるドガとマラルメの問答
    二 日本の純粋詩
    短詩型文学
    藤原定家の自覚
    新古今以後
    言葉の秩序の獲得
    物語の世界
    人生の表現
    三 中世の詩精神
    言葉の抵抗
    詩人の態度
    時代を越えるもの

    散文について
    一 西洋文学の文体
    散文とは何か
    個性と文体
    北欧的散文
    ラテン的散文の二要素
    フロベールの文体
    二 日本の散文
    明治以前の文体
    日本語の構造
    西洋の影響
    近代作家の文体

    小説家の意識について
    一 日本文学の限界について
    近代社会と文学
    人間の孤独
    フロベールとリルケ
    二 広場の意識と孤独の意識
    ロマン派の孤独
    近代的自我の解放
    日本の場合
    日本家屋と家族生活
    三 文学における社会的意識
    社会的意識
    市民社会の危機
    小説の技術
    四 歴史的後進性と文学
    文化伝統と後進性
    日本近代文学の社会逃避
    漱石と鑑三
    近代文学の可能性

    文学とは何であったか
    一 いかに文学史はあるべきか
    文学史の方法
    日本文学史の特殊性
    近代文学史のありかた
    近代文学の基盤
    二 西洋の近代文学
    ギリシア古典劇──神と英雄
    フランス古典劇──人間と人間
    近代文学の展開
    文学の散文化
    文学の告白化
    スタンダールとバルザック
    市民の文学
    近代思想の批判者
    三 日本の近代文学
    日本近代文学の不幸
    私小説の成立
    鴎外の限界
    漱石と西洋

    文学の概念についての仮説

    解説   池澤夏樹
  • 出版社からのコメント

    主著『日本文学史序説』の萌芽となる、西欧的視野に立つ日本文化論。
  • 内容紹介

    「もしわれわれが自己の内部へ深く降りてゆくことによって、人間的なものを探りあてれば、普遍的な文学をつくることができるはずです」――文学とは何かという問いに、若き著者が果敢に挑んだ日本文化論。該博な知識を駆使し、古代と現代を縦横に行き来する思考法によって、詩と散文のちがい、小説家の意識、日本と西欧における美の本質にまで思索を広げる。後年の大著『日本文学史序説』へ続く初期著作。解説・池澤夏樹

    図書館選書
    文学とは何か――この抽象的な問いに、私たちはどのような解を見つけうるのか。後年、戦後民主主義を代表する知識人となる若き加藤周一が、その鋭敏なる西欧的視野を駆使した日本文化論。解説・池澤夏樹。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    加藤 周一(カトウ シュウイチ)
    1919‐2008年。東京生まれ。評論家・作家。東京帝国大学医学部卒。1951年に留学生として渡仏し、医学研究のかたわら西欧各国の文化を摂取、日本文化の特徴を考えるきっかけとなる。帰国後、文明批評・文学・思想・社会ほか多彩な分野で文筆活動を展開。国内外の大学で教鞭をとる。2004年には、平和憲法擁護の「九条の会」の呼び掛け人となる
  • 著者について

    加藤 周一 (カトウ シュウイチ)
    1919年、東京生まれ。評論家・作家。東京帝国大学医学部卒。51年に留学生として渡仏し、医学研究のかたわら西欧各国の文化を摂取、日本文化の特徴を考えるきかっけとなる。帰国後、文明批評・文学・思想・社会ほか多彩な分野で文筆活動を展開。国内外の大学で教鞭をとる。2004年には、平和憲法擁護の「九条の会」の呼び掛け人となる。2008年没。

文学とは何か(角川ソフィア文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:KADOKAWA
著者名:加藤 周一(著)
発行年月日:2014/07/25
ISBN-10:4044094683
ISBN-13:9784044094683
判型:文庫
発売社名:KADOKAWA
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:202ページ
縦:15cm
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