そっと、抱きよせて―競作集・怪談実話系(角川文庫) [文庫]

そっと、抱きよせて―競作集・怪談実話系(角川文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  正月の二日に女が死ぬと、七人道連れにする―田舎町で囁かれる不吉な言い伝え、古いマンションに漂う見えない子供の気配、霧深き山で出会った白装束の男たち、どこからともなく聞こえる「ほおみい」という謎めいた囁き…現実と虚構のあわいに広がる不穏な世界、かすかな不協和音を、日本唯一の怪談専門誌「幽」に集う１０人の人気作家が紡ぎだす。読む者を鮮烈な恐怖の世界へと誘う、豪華書き下ろし競作集。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  私の町の占い師（辻村深月）；七人道連れ（香月日輪）；猫と七代目（藤野恵美）；獣の夜（朱野帰子）；山に抱かれて―ミミカの遠野物語（伊藤三巳華）；江の島心中（小島水青）；霧中の幻影（安曇潤平）；愛しい呪い（松村進吉）；猿工場の怪（朱雀門出）；囁き（詠坂雄二）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  東 雅夫(ヒガシ マサオ)
  １９５８年神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。元「幻想文学」編集長で、現在は怪談専門誌「幽」の編集長。『遠野物語と怪談の時代』（角川選書）で第６４回日本推理作家協会賞（評論その他の部門）を受賞

そっと、抱きよせて―競作集・怪談実話系(角川文庫) の商品スペック