創造と狂気―精神病理学的判断の歴史(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]
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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2014/07/31
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創造と狂気―精神病理学的判断の歴史(叢書・ウニベルシタス) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    “狂気のエクリチュール”は存在するのか?フーコーの「作品の不在」の概念に応答しつつ、芸術と狂気の総合が問題化されてきた歴史と、それが文化的事象となる瞬間を記述する。
  • 目次

    はじめに
    1 問題提示の原則
    2 内在性の原則
    3 言表主体の中立性の原則
    4 フィクションの原則

    第Ⅰ部 法医学的アプローチ

    第1章 診断の諸原則
    1 決定的証言
    2 触知可能な狂気
    3 書くことの罠

    第2章 分類の魔

    第3章 エクリチュールの震え

    第4章 ヒステリーのエクリチュール、自動記述

    第Ⅱ部 病んだ天才の歴史

    第1章 シャラントンの偉人廟
    1 文学の中の狂気
    2 狂人たちの回廊

    第2章 幻覚にとらわれた人
    1 民主的な狂気
    2 聖なる幻覚

    第3章 神経のトランス
    1 神経症としての天才
    2 真なるもの、健全なるもの、同一なるもの

    第4章 優秀変質者
    1 神経障害の一族
    2 ロンブローゾ─天才の癲癇気質の変質的精神病
    3 ノルダウ、民族の黄昏

    第5章 標準を超えるもの

    第Ⅲ部 芸術家としての狂人の肖像

    第1章 詩人とその狂気
    1 狂気のエクリチュール
    2 狂人文学者と文書資料

    第2章 裁き手を前にした狂人芸術家
    1 精神科医と裁判官
    2 精神科医とジャーナリスト

    第3章 子ども、芸術家、野蛮人、狂人

    結論

    訳者解説
    参考文献
    人名索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    グロ,フレデリック(グロ,フレデリック/Gros,Fr´ed´eric)
    1965年生まれ。パリ東(クレテイユ)大学哲学教授。パリの高等師範学校(ENS)で学び、哲学教授資格を取得。1999年にミシェル・フーコーについての研究「認識の理論と知の歴史」で博士号を取得。その後は、フーコーに関する著作を刊行する他、精神医学、正義と暴力といったフーコーの思想に触発された大きなテーマを軸に研究を行っている。フーコーのコレージュ・ド・フランス講義集の編者でもある

    澤田 直(サワダ ナオ)
    1959年、東京生まれ。パリ第1大学哲学科博士課程修了(哲学博士)。立教大学文学部教授、専門はフランス現代思想、フランス語圏文学

    黒川 学(クロカワ マナブ)
    1958年、神奈川県生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。明治大学、青山学院大学非常勤講師。フランス文学
  • 出版社からのコメント

    フーコーの「作品の不在」という概念に応答しつつ提示される新たな《狂気の歴史》。芸術と狂気の関係はどのように問われてきたのか。
  • 内容紹介

    ミシェル・フーコーの「講義録」の校訂編集などでも知られる哲学者が提示する、新たな《狂気の歴史》。芸術、とりわけ〈書くこと=エクリチュール〉と、狂気の関係は創造においてどのように問われてきたのか。本書は、フーコーの「作品の不在」という概念に応答しつつ、精神医学の文献という明確に限定された資料体の研究によって、芸術と狂気との総合が問題となる歴史と、それが文化的事象となる瞬間を記述する。
  • 著者について

    フレデリック・グロ (グロ エフ)
    フレデリック・グロ
    (Frédéric GROS)
    1965年生まれ。パリ東(クレテイユ)大学哲学教授。パリの高等師範学校(ENS)で学び、哲学教授資格を取得。1999年にミシェル・フーコーについての研究「認識の理論と知の歴史」で博士号を取得。その後は、フーコーに関する著作を刊行する他、精神医学、正義と暴力といったフーコーの思想に触発された大きなテーマを軸に研究を行っている。フーコーのコレージュ・ド・フランス講義集の編者でもある。邦訳されている『ミシェル・フーコー』(白水社)、『フーコーと狂気』(法政大学出版局)の他に、未邦訳の著書として『暴力状態──戦争の終焉についてのエッセー』『歩く──ある哲学』『安全原則』などがある。

    澤田 直 (サワダ ナオ)
    澤田 直
    1959年、東京生まれ。パリ第1大学哲学科博士課程修了(哲学博士)。立教大学文学部教授、専門はフランス現代思想、フランス語圏文学。著書に『〈呼びかけ〉の経験─サルトルのモラル論』(人文書院)、『新・サルトル講義──未完の思想、実存から倫理へ』(平凡社)、『ジャン=リュック・ナンシー──分有のためのエチュード』(白水社)、訳書に、ジャン=ポール・サルトル『言葉』『真理と実存』(以上、人文書院)、『自由への道』(共訳、岩波文庫)、ジャン=リュック・ナンシー『自由の経験』(未來社)、フェルナンド・ペソア『ペソア詩集』(思潮社)『新編 不穏の書、断章』(平凡社)、フィリップ・フォレスト『さりながら』(白水社)『荒木経惟 つひのはてに』『夢、ゆきかひて』(以上、共訳、白水社)などがある。

    黒川 学 (クロカワ マナブ)
    黒川 学
    1958年、神奈川県生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。明治大学、青山学院大学非常勤講師。フランス文学。共著に『サルトル──21世紀の思想家』(思潮社)、『サルトル読本』(法政大学出版局、近刊)、共訳に、ベルナール=アンリ・レヴィ『サルトルの世紀』(藤原書店)、サルトル『家の馬鹿息子』第4巻(人文書院、近刊)他。

創造と狂気―精神病理学的判断の歴史(叢書・ウニベルシタス) の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:フレデリック グロ(著)/澤田 直(訳)/黒川 学(訳)
発行年月日:2014/08/08
ISBN-10:4588010158
ISBN-13:9784588010156
判型:B6
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:310ページ ※279,31P
縦:20cm
その他: 原書名: CR´EATION ET FOLIE:Une histoire du jugement psychiatrique〈Gros,Fr´ed´eric〉
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