99のなみだ・波―涙がこころを癒す短篇小説集(リンダブックス) [文庫]

99のなみだ・波―涙がこころを癒す短篇小説集(リンダブックス) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ７年、それは則行が障害をもつ息子から逃げていた月日だ。単身赴任から戻った我が家で彼は成長した息子と会話さえできなかった。父親の葛藤を描いた「俺の息子」。離婚で離れて暮らす末娘が駅の改札から出てきた。娘の背には大きなリュックが。幸せの意味を教えてくれる「幸せはリュックを背負ってやってくる」。３年前、俊哉は無理心中の未遂事件で一人ぼっちになった甥を引き取った。それ以来、実母は息子に会おうとはしない。親子の深い愛情が切ない「合わせる顔」。やさしい涙がこころにしみる１２篇の短篇小説集。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  俺の息子（佐藤万里）；ひとりぼっちの部屋で（野坂律子）；幸せはリュックを背負ってやってくる（田中孝博）；土曜日の友達（美崎理恵）；ライラックの咲く小路（竹之内響介）；マイルド（甲木千絵）；プライド（佐川里江）；紫色のランドセル（源祥子）；ビー玉のないラムネ瓶（蛭田直美）；十年目の先にも（美木麻里）；合わせる顔（谷口雅美）；俺の顔、とりに行きます（美崎理恵）

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